1948933 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

               ☆ご挨拶☆


ご訪問ありがとうございます。
読書,音楽,美術などの趣味について
思いつくままに記録していくだけのHPです。
袖擦り合うも多少の縁。もし気が向きましたならば
おつきあいのほどよろしくお願い申し上げますm(__)m      
                一村雨(ひとむらさめ)

2025年03月04日
XML
カテゴリ:アート


この展覧会。自分にとっての見どころは2つでした。
 
まずは仏像の2種類の五大明王像。最初に登場してくるのは
京都、清涼寺の五大堂から伝わった五大明王像で仏師院信の
1501年の製作という。(不動明王、軍荼利明王、大威徳明、
降三世明王と金剛夜叉像は江戸時代の再興像)
巨大な仏像で、見上げると不動明王の顔が異様に大きく、
少々アンバランスな感じでした。
 
これはこれで素晴らしいのですが、やはり見るべきは、次の
コーナーに登場する大覚寺本尊の五大明王像の方でしょう。
 
重要文化財で、1177年仏師明円の作。こちらは小ぶりですが、
素晴らしいバランス感覚を保っています。手足が何本もあった
りすると何かおかしな造形になってしまいがちですが、横から
眺めても、こちらはまったく破綻がありません。本当に自然で
す。そして指先の表現まで細やかに美しく作られているのには
驚嘆しました。平安時代後期の仏像の最高傑作のひとつという
ことですが、納得でした。
 
次の見どころは、後半の障壁画。ほとんどが襖絵で前期100面、
後期100面を一挙に展示しています。



通期展示の狩野山楽の牡丹図の襖18面、その後ろのコーナーに
あった紅白梅図の襖8面は見ごたえがありました。朝一番で、
こちらの展示室から入場して、この贅沢な空間を独り占めする
ことができました。



薄緑(膝丸)と鬼切丸(髭切)という刀も見どころらしいので
すが、残念ながら刀は分からず、ちらっと見てスルーしてしま
いました。刀剣女子が群がっていました。(1/24・2/28)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年03月04日 14時41分00秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X