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☆ご挨拶☆
ご訪問ありがとうございます。 読書,音楽,美術などの趣味について 思いつくままに記録していくだけのHPです。 袖擦り合うも多少の縁。もし気が向きましたならば おつきあいのほどよろしくお願い申し上げますm(__)m 一村雨(ひとむらさめ)
カテゴリ:読書
2025年の読書メーター
読んだ本の数:110 読んだページ数:37448 ナイス数:2052 ゆえに、警官は見護る (双葉文庫 た 35-11)の感想警察物を読みたくて、たまたま手に取った初めて読む著者の本。このシリーズは4作目とのこと。前半、まどろっこしかったが、刑事たちのキャラが楽しく、何とか読了。あの震災時、液状化を目の当たりにしたのでリアリティを感じた。斎場のトリックにはびっくり。 読了日:01月05日 著者:日明 恩 もっと知りたい横山大観 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)の感想昨年足立美術館で大観の「紅葉」を見た。その豪華絢爛さに魅了された。戦後、藤田は日本を追われたのに、大観は多くの富士を書き続けた。結果として、藤田は世界のフジタとなったが、大観を知る外国人は少ない。このあたりももう少し調べてみたい。 読了日:01月06日 著者:古田 亮,鶴見 香織 もっと知りたい岸田劉生 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)の感想岸田劉生といえばゴッホとデューラーの影響を受けていると頭の中に刷り込まれていたが、実はそれだけではなく、非常に多くの画家たちの影響を受けいているのだと再認識させてくれた。東近美の麗子五歳之像をもう一度じっくり眺めに行こう。 読了日:01月06日 著者:蔵屋美香 慈雨 (集英社文庫)の感想薄皮がはがれるように、物語が核心に迫っていくストーリーは面白く読み応えがあったが、すべてを投げ打って償おうという主人公には賛同できかねる。冤罪を生んだのは組織の問題であり、個人の責任問題ではないと思う。 読了日:01月09日 著者:柚月 裕子 旅する練習 (講談社文庫 の 20-4)の感想この結末を考えて、あえて淡々としたストーリー展開になっているのだろう。それにしても・・・ 読了日:01月09日 著者:乗代 雄介 東京裏返し 都心・再開発編 (集英社新書)の感想徳川幕府、明治維新、敗戦後の米軍の占領とそのたびに大きく姿を変えた東京。現在は巨大資本による開発が進んでさらに変化している。そんな中でまさに低地から裏返して今と昔の東京の姿を考えようとするフィールドワーク。新しい発見も多く楽しめた。ますますまち歩きが好きになる。 読了日:01月16日 著者:吉見 俊哉 石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫 あ 125-1 警視庁殺人分析班)の感想はじめての著者作品。捜査一課の女性刑事が主人公の作品ですが、読みやすく、あっと驚くスリリングな展開で楽しいエンタテインメント作品でした。このシリーズを追ってみたいと感じました。 読了日:01月24日 著者:麻見 和史 オオルリ流星群 (角川文庫)の感想まさに大人の青春物語。いろいろ突っ込みたいところはあるものの、うまくきれいにまとまった。読書後の爽快感。自分の頭の中にもまだ幸せホルモンが残っていることを確認でき嬉しい。 読了日:01月26日 著者:伊与原 新 あしたの君へ (文春文庫 ゆ 13-1)の感想家庭裁判所調査官(補)のお仕事小説。世の中の裏側、人間関係のごたごたを眺めなくてはならない仕事。頭が下がります。刑事ものよりも身近でリアルに感じた短編集でした。ラストの少年の親権がどちらになったのか知りたかったです。 読了日:01月28日 著者:柚月 裕子 おきざりにした悲しみはの感想原田宗典、初読み。拓郎の歌懐かしい。夢は夜開くも同様。主人公は本当にいいやつなんだなぁと感心。 読了日:01月30日 著者:原田 宗典 花と流れ星 (幻冬舎文庫)の感想ホラーかなと思ったら、各編ともまさに謎解きでした。「オディ&デコ」子猫の祟りにおびえる小4の少女。すべて無事に丸く収まって嬉しかった。 読了日:02月02日 著者:道尾 秀介 最後に、絵を語る。 奇想の美術史家の特別講義の感想私はこの作者の「奇想の系譜」を読んで日本美術のファンになった。この本で辻先生は「奇想」からやまと絵、狩野派、応挙と「正統」について語られている。でも読んで面白かったのは、芦雪についての部分。「かるかや」も見てみたい。山下先生との「源頼朝像」についての師弟対決も楽しかった。 読了日:02月04日 著者:辻 惟雄 朽ちないサクラ (徳間文庫)の感想まさかの結末、これでいいの?それでも主人公はめげずに頑張る!次作に期待。 読了日:02月07日 著者:柚月裕子 お梅は次こそ呪いたい (祥伝社文庫 ふ 12-3)の感想前作よりも、ぱわああっぷした呪いの人形、お梅。お受験のシーンは電車の中で読んだが、思わず笑ってしまった。自身の成果に気づかないお梅にも笑える。 読了日:02月12日 著者:藤崎 翔 異端考古学者向井幸介 1994年の事件簿 (星海社FICTIONS ト 3-01)の感想著者は博物館学芸員だったということで、東博の周辺とかなじみのある場所が出てきて嬉しかった。古代中国に遡る隕石をめぐる争奪戦という伝奇小説。ストーリーは面白かったが、あっさりしすぎの感あり。 読了日:02月17日 著者:東郷 隆 東京モダン建築さんぽ 増補改訂版の感想2024年4月現在ということだが、「現存せず」の建物も多い。残っている建物も今のうちに見ておかねば。新宿紀伊国屋書店のように近年、無事耐震工事も終了し、命を長らえたビルも紹介されている。本書はとにかく写真が美しく、眺めているだけでうっとり。 読了日:02月21日 著者:倉方 俊輔 蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫 あ 125-2 警視庁殺人分析班)の感想警視庁殺人分析班シリーズ第2弾。刑事たちのチームワークの良さに昔の「太陽にほえろ」を思い出す。主人公は女性刑事だけれども、今回は定年後の偏屈刑事も登場し、いい味わい。ヴァニタス絵画の蘊蓄もあって楽しめた。 読了日:02月23日 著者:麻見 和史 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫)の感想北沢陶の「お家さん」が秀逸。またひとり新しい作家を知った。紹介にあるようにまさにしっとりとした文章が好みです。恩田陸の「車窓」。次回、新幹線に乗ったとき、左手に富士山が見えるかどうか確認してみたい。 読了日:02月24日 著者:有栖川 有栖,北沢 陶,背筋,櫛木 理宇,貴志 祐介,恩田 陸 さかさ星の感想途中で投げ出そうと思ったのだが、意地で読了。(分厚く重いし)とにかく禍々しい呪物がどんどん出てきて、その蘊蓄にちょっと食傷気味になる。あれっ?ストーカーの話はどうなったの?ラスボスとの対決は?最後は主人公もやたらいい奴になってしまって~。とにかく読了したことに満足感あり。 読了日:03月04日 著者:貴志 祐介 夢十夜 (岩波現代文庫)の感想第七夜が好きです。ムットーニの「漂流者」も大好きです。永遠を感じます。何十年ぶりに漱石を読みたくなりました。 読了日:03月04日 著者: 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫)の感想今回、阿泉来堂、原浩という作家をはじめて知って嬉しい。アンソロジーはこんな楽しみがある。一穂ミチはこんなにも恐ろしいホラーも得意としているのかと驚いた。往年のリングに貞子、懐かしい。営繕かるかやのしっとりとした雰囲気も好き。どんでん返しの作品もあって楽しかった。 読了日:03月07日 著者:澤村伊智,阿泉 来堂,鈴木 光司,原 浩,一穂 ミチ,小野 不由美 火喰鳥を、喰う (角川ホラー文庫)の感想一種のパラレルワールドなんでしょう。現実の世界が別の世界に徐々に浸食されていく怖さ。ハッピーエンドを願ったのに~。映画も早く見たい。 読了日:03月09日 著者:原 浩 骨を喰む真珠の感想後半、スプラッターな展開。しっとりとしたホラーを期待したのですが、ストーリー展開も冒険活劇調で、人物描写にも深みがなく、なんだかなぁという感じでした。 読了日:03月12日 著者:北沢 陶 美術館・博物館の事件簿の感想今、DIC川村記念美術館の閉館が話題となっているが、世界中の美術館・博物館の裏側を裁判事例をもとに紹介した本。興味深く読了。新宿のSOMPO美術館のゴッホの「ひまわり」も、つい最近、引き渡し請求の裁判を抱えていたとのこと。驚きました。 読了日:03月16日 著者:島田真琴 ほじくりストリートビュー (散歩の達人POCKET)の感想わざわざ出かける甲斐があるのかと自問自答しながら、結局この本で紹介された場所を見に行ってしまうのでしょうね、きっと。我が家の近所が紹介されていてびっくり。自分には日常でも、言われてみればちょっと不思議。。。 読了日:03月19日 著者:能町みね子 をんごくの感想大正末期、大阪の古い商家の因習を絡めたホラー。怖いというよりも、主人公と相棒の妖怪?とのアクション活劇にハラハラドキドキした。「骨を喰む真珠」を先に読んだが、こちらの方が秀逸。 読了日:03月21日 著者:北沢 陶 月下のサクラ (徳間文庫)の感想主人公の高すぎる能力、あり得ないような犯人像など、おかしなところはたくさんあるのだけれども、そこは著者の筆力で一気読み。「面白さ>リアリティ」というところか。 読了日:03月24日 著者:柚月裕子 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫)の感想最高の恐怖は内藤了の「函」でした。家がらみの話の中では今まで読んだことのあるホラーの中でもベスト3に入るのでは。宮部みゆき、小池真理子はいつもの雰囲気通りの出来栄え。芦花公園の河童の話も良かった。 読了日:03月30日 著者:宮部 みゆき,新名 智,芦花公園,内藤 了,三津田 信三,小池 真理子 謎は花に埋もれての感想フラワーショップの女店主と刑事の夫。彼らの周りの起こった事件を解決するミステリ。でも短編集のすべてがそんな作品でもなく、フラワーショップはちょっとした関連があるだけで、全く別のタイプの話もあった。いずれにしろ、人の縁を扱った話。家族だと思って撮った写真は実は家族ではなく、その後に家族になっていたという「家族写真」がいちばん良かったです。 読了日:03月31日 著者:宇佐美まこと 気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三)の感想周囲の人の悪意に押しつぶされそうになりながらも、主人公の北一がたくましくなっていく様子が嬉しい。化け物屋敷はタイトルからホラーかと思ったら、とんでもなくシリアスな展開だった。 読了日:04月04日 著者:宮部 みゆき 近代日本画の歴史 (角川ソフィア文庫)の感想若冲、応挙などの絵や、雪舟の水墨画などは厳密には日本画と呼ばないということが分かりました。結局、日本画とは何かということは永遠の課題となるのかもしれません。読み終えて長い旅が終わったような気がしました。 読了日:04月10日 著者:古田 亮 カラー新書 入門 日本美術史 (ちくま新書 1835)の感想中途半端な知識を整理し直すのにちょうどよい本。楽しい語り口調で面白く読めるが、岸田劉生や大観で終わってしまったのは残念でした。 読了日:04月16日 著者:山本 陽子 横山大観ART BOXの感想明治大正昭和と横山大観の画業の遍歴を簡潔にまとめ、折々のコラムもわかりやすいが、何よりもオールカラーで掲載されている絵が見やすくステキだった。大観と春草との関係がいちばん興味深く好きです。 読了日:04月21日 著者:佐藤 志乃 藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫 こ 70-1)の感想十数年来の積読本。SOMPO美術館で藤田嗣治7つの情熱展を見て来たので、ようやく読了。本当に藤田は毀誉褒貶の激しい画家だ。戦争責任を取らされて、日本を去った藤田。何回も東近美の「アッツ島の玉砕」の地獄絵図を見て、これが戦争賛美の絵なんだろうかとずっと思ってきたが、そんな疑問もやっと解消。どこまでが事実なのか混乱するが、やはり藤田の絵は好き。 読了日:04月30日 著者:近藤 史人 猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続の感想猫、河童、犬、山姥、迷い家、千と千尋の神隠し、もののけ姫・・・人の心の醜さと潔さ、読み応え十分すぎ。三島家の騒動も同時進行で、今後の展開が気にかかる。それにしてもこの本、重かった。 読了日:05月05日 著者:宮部 みゆき カラー版 - 横山大観 - 近代と対峙した日本画の巨人 (中公新書 2478)の感想藤田嗣治は戦争責任を問われて日本を追放されたのに、なぜ大観は戦後も巨匠として君臨し続けたのか?大観の絵は日本人としてのアイデンティティを呼び起こすものだったので、GHQに利用されたのではないかと思っています。大観の絵は大正期の頃の琳派風の装飾的な絵が一番好きです。大観の生涯が分かりやすく語られた良書でした。 読了日:05月09日 著者:古田 亮 寺島町奇譚 全 (ちくま文庫 た 11-1)の感想中学生の頃、小説新潮に載っていて、なんだかとても読みにくいマンガなんだけど独特な味わいがあって印象に残っていた。ここに描かれた玉ノ井界隈が東京大空襲で灰燼に帰すラストは衝撃的。東京スカイツリーの真下の失われた街の記憶。 読了日:05月20日 著者:滝田 ゆう 地雷グリコの感想ゲームのルールが理解できず、ちょっと残念だった。裏の裏の裏まで読むゲーム。いかさまの応酬。最後の爽快感。青春ものとしても面白かった。ただ生徒会って立候補するものではなかったかな。 読了日:05月24日 著者:青崎 有吾 存在のすべてをの感想ラストは感動的で面白かったが、細部の疑問がいっぱい。新聞記者の門田は真相にたどり着くが、刑事たちにはどう伝えていくのか?その結果どうなるのか?貴彦は兄を殺して自ら命を絶ったのではないか? 読了日:05月27日 著者:塩田 武士 檜垣澤家の炎上 (新潮文庫 な 112-1)の感想この表紙の絵。この本の内容をうまく表しているなぁ。妾腹の子である主人公が本宅に引き取られ、たくましく生き延びていく姿を描く大作。人間関係のドロドロさの中でうまく立ち回る主人公に拍手。続編もあればいいなぁ。 読了日:06月07日 著者:永嶋 恵美 国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫)の感想朝日新聞連載の小説。上巻終了のちょうどこの辺りで新聞を変えてしまったので、再読。二人の運命や如何に。 読了日:06月09日 著者:吉田 修一 俺たちの箱根駅伝 上の感想駅伝の学生連合にテーマを持ってきた。選手以外でも駅伝にかかわる組織としてメディアを持ってきたのにも納得。組織内の人間関係、権謀術数など描かせたら筆者の独壇場。下巻にスカッとさせられたい。 読了日:06月11日 著者:池井戸 潤 俺たちの箱根駅伝 下の感想いよいよ箱根駅伝本番。臨場感溢れる描写で駅伝コースのそれぞれの光景が目に浮かびました。それにしても甲斐監督の声かけ、凄過ぎ! 読了日:06月12日 著者:池井戸 潤 国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)の感想芸って何だろう。極めるってどういうことだろうと考えさせられました。壮絶な物語でした。 読了日:06月16日 著者:吉田 修一 球体の蛇 (角川文庫)の感想高揚した毎日に疲れて、ちょっと欝々とした気分に浸りたいときにはぴったりの物語。スカッとはしないけれども、なぜか読まされてしまう道尾作品。 読了日:06月19日 著者:道尾 秀介 護られなかった者たちへ (宝島社文庫)の感想生活保護、震災とシリアスなテーマのもとに進むミステリ。どんでん返しもあり、読み応えもあったが、今の社会の歪みがすっきりと解決しない。 読了日:06月26日 著者:中山七里 笑うハーレキン (中公文庫 み 48-1)の感想ホームレス家具職人とホームレス仲間の人情劇。大どんでん返しですっきりという作品でもなく、意味不明の登場人物もいたが、読後感はまぁ良し。 読了日:06月29日 著者:道尾 秀介 秘仏の扉の感想読み応えがありました。岡倉天心が東京美術学校を追われた理由がやっと詳細にわかりました。フェロノサなど名前しか知らなかった人々の人となりが分かり、急に親近感がわきました。 読了日:07月02日 著者:永井 紗耶子 終りなき夜に生れつく (文春文庫 お 42-6)の感想「夜の底は柔らかな幻」を読んでいないので、登場人物の背景はよく分からなかったが、著者得意の異能力者モノの作品を楽しめた。 読了日:07月06日 著者:恩田 陸 まぐさ桶の犬 (文春文庫 わ 10-7)の感想登場人物の人間関係に混乱しながらも、何とか読了。とにかく不運続きの葉村晶。愚痴りながらも目的に食らいつく探偵魂がステキ。「まぐさ桶の犬」という言葉の意味をはじめて知りました。 読了日:07月12日 著者:若竹 七海 商う狼 (新潮文庫 な 107-2)の感想大河「べらぼう」の蔦屋重三郎を連想しながら読了。史実にある程度忠実だったのかもしれないが、フィクションでもいいからもっと三つ葉葵の権力と敢然と戦う様を読みたかった。 読了日:07月19日 著者:永井 紗耶子 成瀬は天下を取りにいくの感想やっと図書館からの順番が回ってきました。当地でもパルコ、イトーヨーカドーと相次ぐ大型店舗の閉店が続いているので、大いに共感できました。主人公の根性に脱帽。 読了日:07月20日 著者:宮島 未奈 博物館の誕生: 町田久成と東京帝室博物館 (岩波新書 新赤版 953)の感想幕末、大英博物館を見学し、日本初の博物館を作るため力を尽くした町田久成。政争の道具となったり、他の博物館と資料の押し付け合いがあったり、いろいろ興味深い内容だった。東博本館脇の町田久成像を見る目が変わった。 読了日:07月24日 著者:関 秀夫 大奥づとめ: よろずおつとめ申し候 (新潮文庫 な 107-1)の感想東博の大奥展を見て、さっそく読んでみました。大奥の世界の出世争いも激烈なんですね。でもこの本はドロドロではなく爽やかでした。 読了日:07月29日 著者:永井 紗耶子 少女は卒業しない (集英社文庫)の感想卒業と聞くといつも胸がキュンとなる。この作品はそんなキュンとした薄い膜がずっと心を覆っているような感じで読んだ。でも、その膜は胸の中の熱い激情を破れないように押さえ込んで、心静かに読ませてくれた。 読了日:07月30日 著者:朝井 リョウ 怪異ー百モノ語ー 僕が君に語りたい百の怖い話 (MPエンタテイメント)の感想図書館からご予約本が届きましたと、メールが来たのですが、なぜこの本を読もうと思ったのかまったく記憶がありません。それでも、ダラダラと読んでしまったらこのラスト。まぁ100話も読み終えたことに満足。 読了日:08月03日 著者:椎葉 伊作 日本美術史不案内の感想百物語以上の150篇のエッセイ。日本美術にかかわるものから映画、世相、政権批判まで幅広く、小気味よい。今後の読書案内にもなった。閉館前の出光美術館で「鳥獣花木図」をありがたく見てしまったのが悔やまれる。 読了日:08月05日 著者:佐藤 康宏 まんが日本美術史〈3〉明治現代の美術 (アートコミック)の感想30年前に出された本ですが、とても分かりやすいのにびっくり。勉強になりました。中学生までの漢字しか使ってなく、さらにすべてにふり仮名までつけてあります!しかし、抽象的、概念的な言葉が多く、これを理解できる小中学生がいるのかは疑問。 読了日:08月07日 著者:中島 純司 普天を我が手に 第一部の感想昭和元年に生まれた4人の男女。昭和が終わった年には64歳。今の自分よりも若い。ああ、自分は戦後の良き時代に生まれ育ってよかった。そんなことをふと思う。昭和元年から真珠湾攻撃まで、テンポよく読んだが、その行間にあったであろうことを思うと胸がふさがれる感じがした。 読了日:08月12日 著者:奥田 英朗 ロードムービー (講談社文庫 つ 28-11)の感想辻村制覇と積読本解消を目指して。「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフということだが、残念ながら登場人物はさっぱり忘れていて心当たりがなかった。が、特に表題作の小学生の家出の話はホントにロードムービーっぽくって良かった。どんでん返しもあるし。 読了日:08月15日 著者:辻村 深月 Nの逸脱 (一般書)の感想直木賞候補作ということで読んだ初読みの作家。「場違いな客」と「占い師B」はダークな世界観が日常の裏に潜んでいる感じでよかったが、「スタンドプレイ」は障害者差別の要素が絡んでいて読むのが辛かった。 読了日:08月16日 著者:夏木 志朋 アナベル・リイ (角川ホラー文庫)の感想例えば季節の移り変わりや登場人物の心境、そして幽霊の出る状況なども、緻密に、そしてしっとりと描かれる文章に引きづりこまれる。やはり昭和の時代の作家だなぁ。猛暑の夏にはぴったりのゴーストストーリー。 読了日:08月18日 著者:小池 真理子 キャラ絵で学ぶ! 江戸の暮らしと文化図鑑の感想小学生向けの江戸時代入門書。でも大人が読んでも大変参考になる。春画→「エッチな浮世絵、小学生は見ちゃダメ!」の説明には笑える。「男性がお金を払い、女性とおつきあいをする場所、それが遊郭です。」なるほど! 読了日:08月20日 著者: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)の感想北斎や歌麿など、多くの浮世絵師がいるけれども、それぞれが活躍した年代とか、他の絵師とどう関わっていたのか、どう影響を受けているのかとかなどよく理解していなかったので、この本は大変参考になった。版元と絵師の関係などもよく分かった。名所江戸百景は、安政大地震で荒廃した江戸の町民に自信を与えようと出版したとのこと。江戸っ子広重の心意気を感じます。 読了日:08月23日 著者:梶 よう子 中庭の出来事 (新潮文庫)の感想恩田陸コンプリートを目指すために何とか読了。しかし複雑な構造が理解できず。もやもや感だけが残ってしまった。 読了日:08月27日 著者:恩田 陸 日本の不思議な建物101の感想ほぼ東京都内と近郊の建築だけなんで、「日本」と広げて謳っていいのだろうか?1932年の奥野ビルから、2015年のキュープラザ原宿まで。普段よく歩く場所の上部がこうなっていたのかなど発見があって楽しかった。でも写真が今ひとつ、美しくないのが残念。 読了日:08月27日 著者:加藤 純 定年後に見たい映画130本 (1006;1006) (平凡社新書 1006)の感想自分は映画好きだと思っていたが、本書には見たことのない映画が多くて愕然とした。SW・スタートレック・インディージョーンズ、ミッションインポッシブル・・・など紹介されてないからね。その分、これからの楽しみが増えて良し。 読了日:09月01日 著者:勢古 浩爾 六番目の小夜子 (新潮文庫)の感想再読。恩田陸を初めて読んだのが「夜のピクニック」が本屋大賞を取ったときだから20年前か。そしてそのあとすぐに「六番目の小夜子」を読んだと思ったのだが、記憶がない。高校生たちのこのようなもやもやした雰囲気は好き。ミステリータッチの青春小説というジャンルかなぁ。確かに???の要素が多いところも恩田陸の原点。 読了日:09月02日 著者:恩田 陸 広重TOKYO 名所江戸百景の感想初めはブルーに惹かれ、次に赤に心打たれ、緑に目を見張り、そして白に癒された。さまざまなぼかしも最高!原コレクション、是非とも現物を見たいものです。良書。 読了日:09月02日 著者:小池 満紀子,池田 芙美 犯罪小説家 (双葉文庫)の感想一見、関係のなさそうなことが最後につながるどんでん返しのミステリとしては、なかなか面白かったが、自殺サイトの話や登場人物の言動にイラついた。 読了日:09月08日 著者:雫井 脩介 13月のカレンダーの感想先日、国立東京近代美術館で「記録をひらく 記憶をつむぐ展」に行って、市民が原爆投下後の広島を回想して描いた多くの絵を見て言葉を失った。そしてすぐこの物語を読んで、またまた絶句。ファンタジーがこの悲惨さを中和してくれてホッとした。 読了日:09月10日 著者:宇佐美 まこと しずかな日々 (講談社文庫 や 58-2)の感想子どもの頃のさまざまな思い出がフラッシュバックした。ほとんど負の思い出ばかり。なんてイヤな子どもだったのかと落ち込んでしまう。それでも小学生の頃の夏休みは大好きだったなぁ。 読了日:09月12日 著者:椰月 美智子 そして、警官は奔る (講談社文庫 た 101-3)の感想登場人物のキャラも立っていて楽しいが、法や正義のあり方を問う思い主題の割にはあまりドラマチックな展開ではなかったのが残念。もう少しコンパクトにまとめてもらえればまだよかった。 読了日:09月16日 著者:日明 恩 大江戸春画ウォーズ UTAMARO伝 (新潮文庫 や 90-1)の感想すでに亡くなっている著者だが、あのアニメを手掛けていた人物だったとは!また30年の時を経て、浮世絵ブームのこの時期に出版されるとは何という偶然!18世紀末の江戸時代を舞台にした荒唐無稽の18禁のファンタジー。べらぼうに面白かった。 読了日:09月21日 著者:山本 暎一 営繕かるかや怪異譚 その肆の感想家に纏わる怪異。自分に何の落ち度もなくても、巻き込まれてしまう怖さ。ただ営繕屋・尾端の登場後、怪異は解消されたのかどうか、はっきりしなくて、もやもや感が残る。 読了日:09月23日 著者:小野 不由美 カラー版-西洋絵画のお約束-謎を解く50のキーワード (中公新書ラクレ 822)の感想絵は見て感じるだけでなく、その意味を知ることによって、より楽しくなります。絵画の文法の必要性がよく分かりました。虫眼鏡を使いながら収録された絵画を眺めました。 読了日:09月25日 著者:中野 京子 宮田珠己の楽しい建築鑑賞の感想とにかく世の中にあるものはすべて、趣味の対象になるのですねぇ。ここに登場する趣味人の思い入れには頭が下がるし、学ぶところも多い。街歩きのネタになる話が満載。「テラゾー」ってはじめて知ったのは大収穫だった。 読了日:09月26日 著者:宮田 珠己 もっと知りたい歌川広重 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション)の感想広重は実際に東海道を下ったことがあるのか否か。最近、下ったらしいという資料が出て来たそう。広重の遠近法を駆使した風景画が好き。 読了日:09月27日 著者:内藤正人 影の中の影 (新潮文庫)の感想国際的謀略、そしてド派手なアクション、浪花節的お涙頂戴、しかし面白くて一気読み。 読了日:09月28日 著者:月村 了衛 藤森照信×山口 晃 探検! 東京国立博物館の感想黒田記念館の設計者岡田信一郎は、日本一の美人芸者と結婚していたとは初めて知りました。ゆるりと東博を楽しむ入門書でした。 読了日:09月29日 著者:藤森照信,山口 晃 みだら英泉 (河出文庫 み 29-2)の感想英泉の3人の妹たちの生きざまはすごかった。江戸の昔に首つりごっこもあったのですね。英泉の人柄が、その退廃的な絵のように描かれていてとてもしっくりときた。 読了日:10月01日 著者:皆川 博子 父と暮せば (新潮文庫)の感想こんなに薄い書物で、こんなに心が震えるなんて。芝居も観たい。 読了日:10月03日 著者:井上 ひさし 夜の道標 (単行本)の感想当たり屋に使われた小学生が救われたのはよかった。でも関係者のその後はどうなったのかが気になるし、殺人の動機がいまひとつしっくりこないのが残念。 読了日:10月05日 著者:芦沢 央 早朝始発の殺風景の感想こちらも高校生が日常の謎を解き明かすという類の短編集。変に理屈っぽくなくてさらっと読めて楽しい。しかし全治8か月の重傷ってのは半端じゃ無い! 読了日:10月08日 著者:青崎 有吾 井浦新の美術探検 東京国立博物館の巻の感想確かに10年前の東博はこのように静けさ溢れるところだったなぁ。今はインバウンドで激混みです。トーハク愛を感じて嬉しいです。 読了日:10月11日 著者:井浦 新 未来の国宝・MY国宝の感想万博、太陽の塔。切手少年。つげ義春のねじ式。まさに同年代の山下先生の本に、親近感がわきます。赤瀬川原平さんのエピソード、辻先生とのやり取りなどのこぼれ話も面白く読めました。若冲も国宝になり、この本の予言もどんどん当たっていくことでしょう。明治時代初の国宝は何か楽しみです。 読了日:10月15日 著者:山下 裕二 とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館の感想2005年と20年前の本ではあり、若干、現在の状況と異なる点はあるが、紹介されている名品の数々は20年の時の流れなど、ほんの一瞬にしか過ぎないと感じる。まだまだ未見のものも多いので、出会えるのが楽しみ。写真は美しい。 読了日:10月17日 著者: あの日、君は何をした (小学館文庫 ま 23-1)の感想読書中、ずっと疑問に思ったことは、なるほどそういうことだったのかとすっかりと解消。愛情は狂気に変わる。登場人物が今後どのように生きていくのかが気になった。この警察官バディは続編があるようなので楽しみ。 読了日:10月20日 著者:まさき としか 目には目をの感想少年犯罪、少年法、罪とは、贖罪とは、残された被害者や加害者の家族の問題などなど、いろいろ考えさせられる物語。読んでいて、登場人物の背景をそれぞれ思い出すのにちょっと苦労した。 読了日:10月22日 著者:新川 帆立 酒亭DARKNESSの感想ホラー短編集というより、不思議なエッセイ集というような味わいだった。「黒の欠片」で色の存在について語られていて、自分が見ている色と他人が見ているその色は同じかどうか分からない、色は相対的なものという。これはいつも自分が疑問に感じていることで共感した。おまけの「ムーン・リヴァー」の謎解きがステキだった。 読了日:10月24日 著者:恩田 陸 日本美術の底力: 「縄文×弥生」で解き明かす (NHK出版新書 619)の感想日本美術を縄文と弥生の二つの文化から説明してしまう荒唐無稽な面白さ。なるほどと思えることが多くありました。牧野邦夫という画家は知らなかったので、実物を見たい。先生、10月の第二日曜日に紅葉の京都を訪ねることは不可能ですよ!(P139) 読了日:10月25日 著者:山下 裕二 ポルターガイストの囚人の感想ホラーとしてよりもミステリとして楽しんだ。発生する怪異現象についても分かりやすく説明されており、すっきりとしました。ストーリー展開もミステリの王道。前作も読まねば! 読了日:10月28日 著者:上條 一輝 昭和歌謡イイネ!の感想昭和歌謡、特に60・70年代のヒット曲の中の蘊蓄が楽しかった。ウルトラセブンの歌で尾崎紀世彦の声が聞けたなんて!ほぼ同世代の横山剣、自分も小6の時の修学旅行先が日光の田母沢会館だったのでびっくりでした。 読了日:10月30日 著者:横山 剣 普天を我が手に 第二部の感想4人の主人公、二十歳過ぎにして、それぞれ波乱万丈の人生。何度も死と隣り合わせになって生き延びてきた。自由な戦後で青春を謳歌。若いって素晴らしいこと。読んでいてワクワクしてくる。さてこの後、どう昭和を生き抜くのか楽しみ。そして、どう老いていくのか。主人公と同世代の自分の両親のことを思い出しながら読了。 読了日:11月06日 著者:奥田 英朗 現代ホラー小説を知るための100冊 (星海社新書)の感想懐かしい本、全く知らない作家、がっかりした本、もう一度読みたい本など様ざまなホラー。とにかく読みたい本が増えすぎて困ってしまった。 読了日:11月08日 著者:朝宮 運河 宙わたる教室の感想NHKドラマ終了後に図書館に予約したので、ほぼ1年待ち。なのに読書時間は1日もかからずに一気読み。あの感動再び。元気を与えてくれる1冊だった。よく練られた話だと感心することしきり。すぐに返却して次の人に回します。 読了日:11月10日 著者:伊与原 新 珈琲怪談の感想いろいろなネタがあって、読んだ端から忘れてしまうのですが、失くしても失くしても、持ち主の元に戻ってくる傘の話が印象に残りました。神田のジャズ喫茶に行ってみたくなりました。 読了日:11月13日 著者:恩田 陸 私の中の自由な美術: 鑑賞教育で育む力の感想陶酔でもなく、知識の吸収でもなく、絵を見るためにトレーニングしたい。 読了日:11月15日 著者:上野 行一 槐と優 (怪と幽COMICS)の感想とにかく笑えるネーミング。脱力感が半端なく楽しい。 読了日:11月17日 著者:諸星 大二郎 黒と茶の幻想 (上)の感想何をテーマにした物語なのか、もやもやしながら読む。最初は、熟年世代の青春時代へのノスタルジー小説なのかと思っていたら、後半は一気にミステリアスな雰囲気になってきた。下巻ではすっきりさっぱりとなるかどうか楽しみ。 読了日:11月18日 著者:恩田 陸 黒と茶の幻想 (下)の感想いくつかの謎が現れては消えていくという感じで、前に読んだ珈琲怪談のような味わい。友人の死の真相もこの細々とした謎のうちのひとつ。さほどのカタルシスは感じられなかったが、大人の物語としては楽しめた。 読了日:11月20日 著者:恩田 陸 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる (Hanada新書 010)の感想この著者の本をはじめて読んだ。共感できる部分もあったが、そうでない部分も多かった。頭悪いし、今さら勉強したくないし、隠れ家のセカンドハウスを持つ余裕もないし・・・ 読了日:11月22日 著者:佐藤優 犯罪乱歩幻想 (角川ホラー文庫)の感想先日、ウルトラQ全作品を見直したので「影が来る」は大変、面白かった。懐かしさでいっぱい。リングへのオマージュ、「骸骨坊主の話」はやはり怖さが半端ない。乱歩作品にここまでは詳しくないが、ミステリとして楽しめた。 読了日:11月25日 著者:三津田 信三 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫 ゆ 9-1)の感想いかに相手をはめていくかのコンゲーム。サクッと安心して読めるエンタテインメント短編集でした。 読了日:11月29日 著者:柚月 裕子 幸せのプチ (文春文庫 し 43-8)の感想都電の走る高度経済成長期の東京の下町が舞台の昭和ノスタルジー満載のハートウォーミングな短編集。プチという野良犬が微妙にそれぞれの作品にかかわるが、全くのファンタジーでもなかった。 読了日:12月06日 著者:朱川 湊人 風神雷神はなぜ笑っているのか (対話による鑑賞完全講座)の感想実際に自分が絵を見るときに、どのように鑑賞すればいいかの指針にもなって面白かった。実際に展覧会で一作品づつ対話型方式で鑑賞していると楽しいですが、どっと疲れます。 読了日:12月09日 著者:上野 行一 序の舞 (中公文庫 A 108-6)の感想上村松園をモデルにした長編。実在の人物が実名で出てきて、作品制作の背景などが分かりとても興味深かった。松園の絵は皆似たような美人画に見えて退屈だったのが、もう一度、画集を見直してみようと思った。それにしても壮絶な人生を過ごした画家だなぁと感じた。もう一度、「焔」を見たい。「何も心配することあらへん。家の内がぬくぬくしてたら、外はみぞれでも雪でも十分しあわせや。」母親の限りない愛情には泣ける。 読了日:12月19日 著者:宮尾 登美子 鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ ナB 1)の感想ラストは気分すっきりの民俗ホラーという感じ。元気な主人公の姿におどろおどろしい気分も吹っ飛ぶびます。 読了日:12月22日 著者:内藤 了 完本 神坐す山の物語の感想御嶽山には行ったことがないが、きっとスピリチュアルな場所なんだろうなと思った。心中事件の顛末、軍隊の亡霊、狐憑きの話など、山中のざわざわとした木々に間に立つ神社の静謐な雰囲気を想像しながら読んだ。 読了日:12月27日 著者:浅田 次郎 架空犯の感想さすが東野圭吾。真実に迫る主人公の姿には引き込まれた。ただやはり、事件の背景が強引すぎるのが気になった。それでも面白かった。 読了日:12月31日 著者:東野 圭吾 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年01月01日 13時40分58秒
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