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カテゴリ:アート・イベント
上野の東京都美術館で開催中の、フェルメール展に行ってきました。
だいたいこういうものははじまって日が経つほど混むと予想されるので、もっと早く行くつもりだったのですが、体調の問題があったのと、さらに先日、フェルメール展に行くつもりでつい国立新美術館に行ってしまい、チケット売り場の「今日の展示一覧」を見て脱力し、そこから上野に回る体力も時間もなく帰宅するはめになったりしたのですが、なんとか観に行けてよかったです。 間違えて六本木に行ってしまったのは、昨年10月に国立新美術館で、「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」があり、なんとなく今年もここと思い込んでました。(昨年の記事はこちら。) でも昨年の展示では、フェルメールの絵はミルクメイド一枚で、比較的サイズの小さなこの絵の細部など到底見えないほど距離を取って線が引かれ、しかも平日に行っても三重の人だかり。 ミルクメイドが惹かれる絵だっただけにちょっと残念で、今年は何枚もまとめて来るというのですごく楽しみにしていた展示です。実際、大小合計八枚展示されています。 それだけあると、好みの絵とそうでないものとは分かれますが、どちらにしても凄い画家だったんだなということはよくわかりました。人の肌や布地の質感と光の表現が素晴らしいと思います。 ポスターは、「手紙を書く婦人と召使い」。 特に好みなのは、「ディアナとニンフたち」と「マルタとマリアの家のキリスト」 「リュートを調弦する女」も光の加減と肌の質感がいいです。 「ワイングラスを持つ娘」は、飲酒を過ごすとよろしくないという教訓的な絵とのことですが、こういう説教臭いのは余り好みではないかも。せっかく絵を飾るなら、美人の変顔というのもいまいちですし。 12/14までですが、展示替えなどはない模様。いちおし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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