カテゴリ:不動産
こんにちは キー太先生です。
茨城県境町の定住促進住宅(アイレットハウス マハロタウン)についてです。 定住促進とは定住人口の増加を図るため、自治体が他の地域からの転入者や 地域の若年層を支援する制度です。 前回ブログは、茨城県旧大洋村がサラリーマンの夢の週末別荘から生活困窮者の終焉の家に なっていることを紹介いたしましたが、 茨木県猿島郡境町(人口24,000人)ではマハロタウンⅡという定住促進住宅を 提供しています。 <マハロタウンⅡの概要> 住所:茨城県猿島郡境町2249番地1ほか 建物:木造2階建て約100㎡(約30坪) 敷地:敷地約165坪(約50坪) 家賃:84,000円(64,000円)/月 (所得・世帯条件による減額) 時期:2025年2月末頃(予定) 21棟 これだけでは、よくある地方都市の一戸建て貸家と変わりませんが、 この物件は25年住み続けたら、土地と建物が無償譲渡されます。 交通(抜粋) キー太先生 マハロタウンの第1弾(2024年3月)の22棟は満室です。 マハロタウンⅡでも選考委員会での入居審査があり、 定住促進住宅によって子育て世帯など若年層を取り込む思惑でしょう。 「消滅可能性自治体」マップでは境町は消滅可能性自治体ではないものの 境町の人口は2020年24,201人に対して2050年は18,102人への減少が予測されています。 土地と建物の無償譲渡は、お得?税金のバラまき? <25年間の家賃合計> 84,000円(64,000円)×12×25=2,520万円(1,920万円) <土地・建物の推察> 土地 5×50坪=250万円 建物 60×30坪=1800万円 住宅ローン≒家賃なのでそこまでお得とは言えなそうです。 しかしながら、おもしろい取り組みなのでどんな町長なのかと調べてみましたら、 芝浦工業大学工学部建築工学科卒の1975年生まれの町長さんでした。 キー太先生は、知恵を絞って考えることが出来ない首長の地方自治体は 消滅するであろうと思っています。 境町は教育、子育て支援などに尽力しているように見受けられ、 境町に将来性や希望を感じて移住される方が増えることに期待したいと思います。 次回は「隣の土地は倍出しても買え」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.06 00:00:36
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