東大生レシピ

中１～高校3年までお世話になったメプロは教師の方達が素晴らしい方たちばかりでした。
東大受験に特化した塾だけあって「その道のプロ」と言える方達ばかり。そして何より素晴らしいのは「人間的に温かい」という事です。
熱血的な先生、冷静沈着で寡黙な先生、性格こそ違いますが生徒を一人の大人として尊重ししてくださり、親身に係わってくださる先生ばかりでした。
職人意識の強い、又こだわりのある先生の特徴は「テキスト」の巻頭をみれば一目瞭然です。
自分達のその教科や勉強に対する気持ちが記載されていて、子どもより私のほうがその言葉に感動したりしていました。
その一部を紹介します。
「何事かにつけ何かを身につけるには時間がかかる。
身につけようとするとする当事者は、はるか先にあるらしいゴール
の場所が見当もつかず、果たして自分の歩んでいる道は間違って
いないのか、もっと近道があるのではないか、そもそも自分には
ゴールまでたどり着く力があるのか、とあれこれ疑念にとらわれる。
学ぶ事の辛さは、ここにある。学ぶ事そのものが辛いのではない。
学ぶ方法を見つけ出すまでが辛いのだ。（略）
君が発した問いかけに、君が答える形でしか、君の学習法は
確立しないのである。」