とどめきブログ

2006/10/06(金)00:36

ごきげんよう

テレビ番組(608)

4日水曜日は、スーパーキャラトリオが登場。(誰?) 湯浅卓 さかなくん 山崎バニラ ほー! 芸人枠じゃなくて文化人枠の人達だねえ。 湯浅は国際弁護士で有名だけど、さかなくんの本職がイラストレーターだって事、知らない人が多いよね。 さかなくんは本業を知らない人にとって、唯の変な人だからね。変な帽子被ってて。 以前何かの番組で、故岡田真澄から「ふざけるな」みたいにして睨まれた事があった。 だけど、番組中にさかなくんの描いたイラストがお披露目されて、それで岡田真澄も見直したみたいだった。 山崎バニラ。 のどにサウンド・エフェクター仕込んでるみたいな女の子。 銀に近い金髪。 観客のいるところでは和服を着ている。 大正琴弁士。 弁士っていうのは、昔の無声映画を上映する時、スクリーンの横で映画の解説をするような人ね。 講釈師とか講談師とかの方が分かり易いかも知れないけど、そんな大したもんじゃない、って思ってるのかもね。 いつかNHKにも出てた。 アニメの声優もやってるよね。テレ朝の深夜にやってたIGPXで猫の声をやってた。 この三人。 フリートークには慣れてないよね。 小堺ー! うまく回してくれよー! オープニング。 小堺がバニラの持っている大正琴を指して、 「大正琴」 「はい! 通販で買ったー!」 元気なバニラ! 一生懸命は観てて嬉しいぞ! 「あんたが大将琴」湯浅 小堺、きょとん。 絶妙の間で入ってくるねえ、湯浅ー。 シャキシャキシャキシャキ! おお! 親指立てての首回しも健在だ! でも、面白くないぞー。 「ありがとうございます! ありがとうございます!」 バニラのエフェクターの掛かった声。 うん、うん。 気持ちは分かるよー。 あこがれの番組だもんねー。 小堺、気を取り直してさかなくんに向かった。 「大正琴で、駄洒落を」 おーい。 無理だよー。 さかなくん、ああ見えても芸人じゃなくてイラストレーターなんだぞー。 「えー、大正。あほ大正。あー!!」 さかなくん、ぴょん。 一度跳び上がってから、頭を抱えてしゃがみ込んだ。 小堺ー。 だから無理だってばー。 さかなくんは発砲スチロールのケースに生の魚を沢山入れて持ってきていた。 駄洒落ですべったさかなくんは、ケースを開けてハコフグを3匹取り出した。 小堺と湯浅とバニラに、生のハコフグを渡す。 あー。 三人共、良い人だねえー。 手で持ってくれたよー。 死んだ、魚だよー。 腐ってはいないだろうけどさー。 さかなくん、精一杯の厚意なんだろうねー。 まだオープニングだよー。 先が思い遣られるねー。 タイ焼きバニラアイス添え西海岸風 そんなおやつを振舞われて、 「みんな共食いですね」 とバニラが一生懸命なコメント。 うんうん。 「さて、では湯浅さん」 小堺が言うと湯浅立ち上がった。 「私は、何をすれば・・」 なんで、こんな台詞で親指立ててるんだよー! サイコロ振るんだよー。 ♪何が出るかな、何が出るかな。 サイコロの目は「スーパーでっかい話し」 「でっかいでっかいでっかい」 小堺はそう言って、シャキシャキシャキシャキ! 湯浅の真似だ! 湯浅も一緒に、シャキシャキシャキシャキ! おーい。 大丈夫かー! ぐるナイで、立ってしゃきしゃきやったら、フラフラになってただろー? 「湯浅さん。今、足がフラフラになってましたよ」小堺 ほらー。 無理しちゃ駄目だよー。 湯浅は歌手になる夢が有ったんだって。 うーん。 宇宙戦艦ヤマトを熱唱してたけど、所々変な転調が有ったね。 声量はあるけど、歌はやめておいた方がいいみたいね。 次はさかなくん。 ♪何が出るかな、何が出るかな。 サイコロの目は「私の秘密」 「あやー!」 小堺が復唱を求めて客席に向かって言う。 どてっ! 小堺の後ろで、何故か、さかなくんがこけていた。 にゃーははは! なんで、一人で、自動的に転んでるんだよー! 「だいじょうぶ?」小堺 「こけましたー」さかなくん 「秘密ですか、ひみつー、ひみつー」 そう考えながら席に戻ってきたさかなくん。 「お席、あちらにどうぞ」バニラ さかなくんは小堺の椅子に座ろうとしたのだった。 「ごめんなさい! あやー!」 さかなくん、ぴょん。 何故か、跳び上がった。 さかなくんの話しは毒を持った魚の話し。 「魚の中には身を守る為に、恐ろしい毒を持った魚がいるんですねー」さかなくん 「えー! ほんとにー?!」小堺 「ええー。そうですー」 さかなくん、ぴょん。 「うあー!」 ぴょん。 「かっこいー!」 ぴょん。 さかなくんの言うその魚は、エイの事だった。 それで、海で漁をした時の話しになった。 定置網の中には色々な魚が入っているが、その中にエイを見付けたさかなくん。 「うわー!」 ぴょん。 「エイだー!」 ぴょん。 「それでー」 さかなくん、テーブルマットを持って、それをエイに見立てようとしたが、小堺がスケッチブックを取り出して、それをヒラヒラとさせた。 「こういう感じで」 「はい。こういう感じでエイは動いてるんですねえ。うわーあー!」 ぴょん。 「このエイは危ない。触って大怪我をすると大変な事になるという事で、がちっと掴みました」 さかなくん、スケッチブックを両手で持った。 「このエイはシッポのところに猛毒のあるトゲがあります、って言ってるうちに、すべって右手に、ぐさっと。ぎゃー!!!」 ぴょん 「ぎゃー!! って、やってしまったんですねー」 「大丈夫だったの?」小堺 「その瞬間に、もう、ドキンドキンって痛みが押し寄せて来るんですねー」(所々、裏声で) それで、その場では毒が回らないように右腕の根元を縛って、港に着いてから「お湯を下さい」と頼んだ。 エイの毒は蛋白質系なので、お湯に入れると凝固するらしい。 ふーん。 魚の専門家の言う事だから、正しいんだろうね。 「お湯に漬けたら? エイッ!」 ぴょん。 「大丈夫!」 さかなくんの話しは、それで一区切りついた。 小堺が立ちあがって 「ほとんどのお客さんが、話しがよく分からないから。リアクションばっかりで」 山崎バニラのトーク。 ♪何が出るかな、何が出るかな。 サイコロの目は「私の秘密」 うん。 大正琴の弾き語り。 うーん。 ウケを狙って、かなり練習してきた感じだったみたいだけどね。 バニラに好意的な人には、楽しい話しだったんじゃないかな。 芸人じゃないんだしね。 無理して爆笑を狙う必要は無いんだよー。 え? 後半はゲストと司会が逆転? 小堺がゲストの役で、三人が司会の役ー?! むーりーだーよー! 番組を仕切るタイプじゃないよー。 イメージダウンしちゃうんじゃないかなー。 かわいそうだよー。 ・・・。 ほらー。 話しが途切れて、突然沈黙が発生するじゃないかー。 ・・・。 小堺がサイコロを振って、南極に行った時の話しを始めた。 「一面、氷なんですよ」小堺 「こおりゃ、すごい!」さかなくん 「氷が有って、良かったですね」湯浅 なんだか、ぐじゃぐじゃだよー。 ほらー。 何も話しをしないうちに、時間切れだー。 三人っていうのはねー。 誰がリーダーシップ取るか?って事から話さないとならないからねー。 いきなりはきついよー。 芸人じゃないんだしー。 今回の事でこの三人、もう「ごきげんよう」には出たくない、なんて言わないでほしいな。

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