ここでは、文法力、精読力、単語力を身につける勉強法をご紹介します。
これもまた特段目新しい方法ではありませんが、実際に3か月で効果があった方法です。
用意して頂きたい参考書は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」です。
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 [ TEX加藤 ]
本書は見開き左半分にTOEICの文法問題、右半分にその解答と解説が載せられています。本書の魅力はその問題量のボリュームと解説の分かりやすさです。間違いの選択肢がなぜ間違いなのかも詳細に簡潔に解説されています。
本書を用いた学習手順
問題を解く
TOEICテストは文法問題が30問出ますので、30問を1セットとして1日に1セット解きましょう。800点を取るのであれば、30問を10分で解かなければならないので可能であれば、1セット10分で解いていきましょう。(最初は無理しなく良いです。試験日前には10分で解けるようになりましょう)
文章を理解する。単語を覚える。
回答を見る前に、文章の内容を正確に理解します。知らない単語があったら調べて自分の単語帳を作成して覚えましょう。わたしは、いつでも見れるようにA4紙に書き出して知らない単語は覚えました。
答え合わせをする
問題を解いたら答え合わせをしましょう。この際まだ解説は見ないでください。正解を見て、間違えた問題の横には×、正解したけど他の選択肢が間違いである理由を言えなければ△、正解し他の選択肢が間違いである理由が言える場合は○を記載しましょう。
解説を見る
解説を読んで、正解の理由、ほかの選択肢が不正解である理由を確認しましょう。
文法で理解の足りない箇所は文法書を読んで知識を補いましょう。(2)で自分が理解した内容と和訳が合っていることも確かめましょう。
5セット前に解いた問題に再チャレンジする。
5セット前に解いた問題の△、×が着いた問題に再チャレンジします(以前解いた問題に時間を空けて再チャレンジする)。手順は(1)~(3)と同じです。(2)と同様に○△×を記載します。
×が3つ着いた問題は和訳を見て英文を書けるようにする。
3回やっても間違える問題はかなり苦手な問題ですので、和訳を見たら英文をかけるようにしてしまいましょう。和訳を見てノートに英文を書きます。書けなかったら英文を見て十回書いて覚えてしまいましょう。後日、和訳を見て英文が書けるようになっているか再度確認しましょう。
余裕がある場合△が3つ着いた問題も書けるようにして下さい。
以上の作業により、文法力、精読力、単語力を効率よく鍛えることが出来ます。1000問と問題量が多いですが、これだけやればTOEICの文法問題はほとんど正解できるようになります。