車中の人々

ドライブや隣は何をする人ぞ？ 法律でも禁止されていても、やはり時々携帯をかけながら運転する人を見かけます。 危険だし、そんな車に間違って突っ込まれたら、困る。 困るどころか、死んでも死に切れない。 ついでに、末代まで祟ってやりたい。 ……と、思うけど、状況としてはあるかもしれないな、ともまた思ったりします。 迎えに車で来たけど、相手がどこにいるのかよくわからないし、車を停める場所もないし、……なんてシチュエーションにおいては電話するということもあるのかもしれない。 だからといって、むろん許されない自己中心的行為ではあります。 前に見たのは、マンガを読みながら運転する人。 ちょっと渋滞気味の幹線道路で、トラックに乗ったお兄さんが「ジャンプ」（たぶん）を読みながら、運転してました。 ハンドルの上に雑誌を開いて、片手でハンドルを握り、片手でページをめくってました。 私はそれを併走するバスの中から見下ろしていました。 確かにスピードの出てない状況で、やろうと思えばやれるのかもしれない。 車体の高いトラックだから、傍からは見咎められないだろうと思っているかもしれない。 トラックだし、少々ぶつかっても自分の被害は小さくてすむかもしれない。 でも、それはやはり自己中心的行為。 今日見たのは、なんと横笛を吹く人。 交差点で信号待ちしている車から、ピーピー音が聞こえるのでのぞいたら、運転席のおじさんが、横笛を吹いてました。 ちなみにフルートではなくて、和風な横笛。 なぜ？？ 理解できないシチュエーションです。 もちろん、運転中は笛なんて持てないでしょう。 片手で奏でられるものでもなさそうだし。 だからといって、信号待ちの寸暇を惜しんで笛を吹くというのもあまりなさそうな光景です。 技量について言えば、かなり下手でした。 横笛教室に通う道すがらだったのでしょうか。 練習不足を補うために、ちょっとでも吹いてみる、みたいなこと？ とにかく、笛を吹いたままアクセル踏まないことを祈ります。