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カテゴリ:ワンダータイムズの記録
先日、久しぶりに楽器店に行きました。ずっとお店の前は歩いていたのですが、中に入ったことがありませんでした。思い切って中に入ってみると、店の入り口付近には、シャツ、黒いレザーのジャンパーにブレスレット、財布があります。ドアの上にある棚には髑髏(どくろ)が数個置いてあります。ほかにも小物がいろいろ置いてありました。そういえば、友だちがかぶっていた黒いつばのある帽子も、この店に置いてあるものと似ています。音楽が趣味なので、ひょっとしたらここで買ったのかもしれません。全体のイメージは黒。アーティストが好みそうな色合いです。
ときどきライブハウスからの出演依頼があるという店長のKさんは「ギターを弾ければもてるというわけではない」と笑います。よく通る声は心地よく、熱心なファンがついているのもわかります。楽器店は名古屋本社が多いこと、、工場は岐阜や長野にあること、たとえばエレキギターは愛知県の蟹江で制作されており、三味線の工場が三重県の伊賀にあるというお話も聞けました。楽器は東海地方の地場産業だったことを知り、私は驚きました。 さて、Kさんが大学を卒業してから就職した会社を辞め、家業の楽器店を継ぐことになったのは、借金の返済が大きな理由であったそうです。それも億単位の負債を清算するためでした。そんな苦労話を笑顔で語ってくれるKさんの表情からは、暗さをまったく感じさせません。ほかにもいろいろ苦労されているのですが、話を聞いているそばから笑い転げてしまった私です。何しろ明るくて面白いのです。人間というのは、苦労してもそれを浄化する力を持っているのですね。 浄化の色は白。黒い色が多かった冬から春に向かう季節、気持ちをすっきりさせる白を使ってみましょう。白い花を飾ってみるのも良いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.02.11 19:06:36
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