|
カテゴリ:ワンダータイムズの記録
昭和60年のヒット曲、小林明子さんの「恋に落ちて」が好きです。歌声もメロディーも歌詞も好きで、ときどき口ずさんでいます。この歌は「金曜日の妻たちへ」という不倫をテーマにしたドラマの主題歌でした。ドラマは大ヒットし、「金妻(きんつま)」の略称で有名になりました。ドラマの主要な登場人物は年齢が30代から40代前半の既婚男女で、中の上程度のライフスタイル。リッチな雰囲気に、当時の女性たちの人気を集めたのです。残念ながら私自身は、ドラマを観ずに終わりました。
「恋に落ちて」は美しい歌です。相手のことを思う女性の純粋な気持ちが切ないほど表現されていて、心に沁みこんできます。ドラマのテーマである、不倫が良いとか悪いとかのレベルの話ではなく、時間と空間を隔てている相手を思う女性が、まるで自分自身のことのように感じられてきます。たぶん、昔を思い出す人もいれば、現在まさしく恋をしている人も歌を聞くことで共感し、恋に悩む心が癒されていくでしょう。歌には人の心を癒す力があるとこの歌を聞くと強く感じます。 さて、作詞家の湯川れい子さんは、日本文化人の中でも盛んに社会活動を行う人物の一人として有名であり、スピリチュアルな本も出している方です。芸術家はスピリチュアルな能力が高い人が多いのですが、彼女のように社会活動に取り組む人は少ないでしょう。それだけ地に足をつけて生きている証拠だと思います。そんな湯川さんが作詞を手掛けていることで、女性たちの恋心に強く働きかけた名曲が生まれたと言っても良いでしょう。女性は恋をしながらも現実的なのです。私の中の恋心もこの曲で揺れ動くのですよ。 ハートの色はピンクです。恋人が欲しい方は、ピンク色を身につけましょう。女性を美しくしてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.02.11 19:47:16
|