憂国・憂民　一般国民的考察ブログ　卯月は４月

コムスンもしくはグッドウィル
「コムスンの誓い」と入社式で宣言する若い社員を使ったＣＭを見るようになって何年経つだろう。
介護という福祉に携わる仕事の会社、サービス、求人も兼ねたようなＣＭだった。
ちょっとすれば、介護保険法に基づいた企業活動であることはわかった。

「モバイトして（なんたらかんたら）グッドウィル！」というＣＭも同じ頃からか？

近所のマンション建設現場の幕に書かれた文字は「なんとか建設、グッドウィルグループ」だった。
なるほど、いろんな企業を買って傘下に納めているんだな、と気付きますわね。

で、今回。

この１０年くらいの象徴の一つですね。
国をはじめとする公共機関が行ってきたことを福祉の分野まで株式会社が行う。
株式会社だから目的は利潤追求。
売り上げを伸ばしてなんぼ。

公務員が行うのではなく介護保険料という公金を金儲けの輩が奪い合う。
新たな公共工事なんじゃないの？

と考えるまでもなく今回の結果。

そのグループは、人材派遣もしているし、グループ企業も増やしてきた。
正にこの１０年くらいの流行の企業じゃん。

怪しい、危ういと思っていればその通りの結果。

この１０年くらいのツケが出てきているんだよ。
なんでもかんでも利潤追求の民間がいいのか？

その後やこれから、将来予想される「民営化」のツケが出てくるのはいつだい？
責任取るのは誰だい？

社会保険庁の問題にしたって、１０年くらい前からが問題でしょ？
ここまでやっているのは完全民営を目論んでいるからでしょ？

次へつづく。