カテゴリ:エコロジー
デブリってこれのことです。
九州大学 八坂研究室 地球の周りには寿命の尽きた衛星や上段ロケットなどのスペースデブリ(宇宙のゴミ)がこんなにウジャウジャと回っているんです。 中型の衛星の場合、500年に1回はこのスペースデブリに衝突するという計算になるそうで、500基程度の衛星が飛んでいる現状では毎年のように衝突が起きると考えることができます。そして、スペースデブリの数は今後加速度的に増加して行きます。 この処理に関する話しが、機能のJAXAの研究発表会でありました。 主な処理方法は以下の通りです。 LEO(低高度軌道)のロケット上段は高度を650km以下へ LEO衛星も高度を650km以下へ 高度を650km以下にすることで25年以内に大気圏に再突入するそうです。また、GTO(静止トランスファー軌道)のロケット上段は十数年で自然に落下するということで、地道に拾うのではなく地球に突き落として燃やしてしまうという処理方法です。 唯一、静止軌道衛星のみが高度を300km以上に上昇させて邪魔にならないようにするという処理方法のようです。 特に問題となるLEO衛星の処理としては、衛星にワイヤーを取り付けることで、地球の磁場の影響でそこに電流が流れ、減速する方向に力が発生し衛星の高度が下がるという仕組みを利用するという方法が報告されていました。 宇宙旅行が一般的になる兆しを見せる中で、このような対策はぜひがんばってもらいたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月08日 15時39分30秒
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