レベル999のマニアな講義

2012/01/20(金)23:23

恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方 Lesson1 シンデレラになりましょう

ドラマ系の感想(26725)

『シンデレラになりましょう』 “モテ期到来!?忘れた恋、今夜始まる!” 内容 パンドラ書房販売促進部で働く木下凛(仲間由紀恵) その日も、部下の高橋明(夕輝壽太)の発注ミスで書店へ謝罪へ。 そして怒鳴りつける凛。 会社のエースと呼ばれるだけあって、その怒り様は半端無く。嫌がる後輩たち。 また上司の神山純一郎(橋本じゅん)や社長の雨宮博美(室井滋)からは、 立場を考えて。。。。と注意されていた。 上からは“扱いにくい部下”下からは“頼れない上司”と言われていたのだ。 そんなある日のこと、凛は、親友・渡辺美帆(市川実日子)の“離婚式”に 親友の相沢菜々子(りょう)と出席する。 凛は、バカバカしいと思いつつも、出席者を品定めする菜々子にあきれかえる。 無事に離婚式が終わったあと、凛と菜々子は、美帆の紹介で 元旦那の友人3人と出会うのだった。 歯科医の松本直哉(佐々木蔵之介) 一流食品会社のフレーバリスト多田耕太(田中裕二) そして。。。。フリーターの槙野駿平(永山絢斗)の3人だった。 その後、6人で一緒に飲みに行くのだが、イマイチ乗り気でないことあって 男たちに言い寄られても、我関せず。 それどころか凛は、3人の男たちが引いてしまうようなことも平気で言う始末。 翌日。。。。凛に興味を抱いた、松本、多田が、 凛の勤める会社にまで、積極アプローチ! 戸惑うしかない凛は、当然のように、冷たくあしらうのだが。。。。 菜々子、美帆に相談すると“モテ期”だと言われてしまう。 「興味が無い」と言いきる凛。 そんな凛に対して、親友ふたりは“恋愛ニート”だと断言する。 そんななか菜々子が、恋人の伊藤雅人(岡田浩暉)から連絡を受け、 遂に結婚か!?と喜び勇んで会いに行くのだが、別れを切り出されてしまう。 一方、離婚後、就職活動に挑む美帆だったが、失敗続き。。。。 そして週末。 親代わりの凛は、妹・結衣(本田翼)樹(西山潤)らを送り出したあと、 ひと汗かきに、バッティングセンターへ行くのだが、 すると横に、、、槙野の姿が!? が実は、、、松本たちは同郷の先輩・博美から依頼を受けていたのだった。 “恋愛により凛が自分を見つめ直すきっかけ”になるかもと。 とはいえ。松本、多田、槙野も本当は恋愛に対して懐疑的で。。。。。。 敬称略 ↑もう、どこまで書いて良いかまったく分からないので、 半分で止めているつもりが、一部は7割。 公式HP http://www.tbs.co.jp/renai-neet/ 脚本、永田優子さん、 演出、高成麻畝子さん。。。。ですか。。。あ、プロデュースも。 個人的には、相性がいい人たちですね。 そこはともかく。 お話は。 恋を完全に捨てたキャリアウーマン木下凛。 だが、その言動は、会社の同僚たちを戸惑わせていた。 そんな凛が、偶然に出会った男たちから、言い寄られ始める。 戸惑いながらも、当然のごとく、、拒否してしまう。 そんな折。家族との間だけでなく、会社でもトラブルが発生し、 自分の生き様を見つめ直し始め。。。。。 一方で、凛の友人たち、そして偶然出会った3人の男たちにも。。。。 って感じかな。 ラブコメディ。。。だそうだ。 まぁ。。序盤から中盤までは、そんな感じだったが、 お話の方向性が見え始めた中盤あたりからは、ちょっとシリアスでしたね。 もちろん“モテ期”の裏が見えたあたりからですけど。 ドタバタするだけでは、ドラマが軽くなる一方でしょうから、 こういうメリハリの付け方も重要でしょう。 無理してセリフを作っている部分が、演出も含めて“作りすぎ”が、 少し気になりますけどね。 そのあたりは、作風。。。としておきます。 だから某局の似た作品と比べるのは辞めておく。 初回としては、 登場人物の紹介と出会い、ネタフリが多かったが まあ、、、許容範囲でしょう。 ってことで、いつものように、初回だから、かなり甘め評価です。 とはいえ、 明らかに無駄そうに見える脇役についても、 役割分担がシッカリしているし。 無理に目立たせようとしていないだけでも、 ドラマが、どの部分を描こうとしているのかが明白ですよね。 あとは6人を、どのように描いていくか?だけ。 先ずは、次回ですね。 個人的には、前述したように、 甘め視聴をしなくても、普通に見ることが出来そうな予感がします。 あ。。。最後に。 最も気になったことをヒトコトだけ。 ストーリーテラー兼キャスティングボートを握ると思われる雨宮博美 室井滋さんの存在感で誤魔化しを入れていますが。 博美の言葉が、登場人物たちの心に響く理由が分からないんですよね。 たとえば。。。主人公・凛。 確かに凛にとって上司だし、社長。立場上。。。と言える部分もある。 かといって、そこまでの説得力は、室井滋さんの存在感以上のモノは無い。 実際、仕事上でも、 それだけの説得力がある指示、指導が表現されているわけでもありませんし。 注意はしているけど、ほんの僅かだけ。説得力と言えるようなものではない。 一方、男3人組も同じ。 松本は、郷里の先輩。。。らしいが。。。 やはりこれまた、それ以上の説得力が生まれていない。 まして他の2人は、初見のハズでしょうし。 で思うのだ。 ここで欠けているのは、雨宮博美の恋愛遍歴や、今の生活である。 ほんとは、そういった背景などがあってこそ 登場人物だけでなく、視聴者も納得出来るはず。。。。なんですけどね。 見えないのに、“恋愛が・。。。”と言われて、納得出来るわけが無いのだ。 この、大きな穴だけは、 せめて、今後の雨宮博美の言動で、なんとか穴埋めして欲しいモノ。 そうでなければ、キャスティングボートを握っているのは明らかにオカシイし、 ドラマとして、ご都合主義にしか見えなくなっていくかもしれません。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/f6108152563bdaad85bb078cd68e5a82

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