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2021/01/17(日)12:33

大河ドラマ『麒麟がくる』第四十一回

ドラマ系の感想(26815)

「月にのぼる者」 内容 丹波攻略を進める中、光秀(長谷川博己)は、 久秀に託された“平蜘蛛”の扱いについて、苦悩していた。 そんな折、信長(染谷将太)より播磨攻めを命じられた秀吉(佐々木蔵之介)が、 光秀のもとを訪ねてきた。 信長に平蜘蛛の話をしたのが秀吉だと確信し、問い詰め。。。 敬称略 作、池端俊策さん。脚本協力、岩本真耶さん 演出、佐々木善春さん いやまぁ。。。意図は分かるのだ。意図は。 きっと、今後のために、人物描写を強調しいるのだろう。 ただね。問題が2点。 ひとつは、平蜘蛛。もうひとつは、帝。 歴史がどうとか、史実が。。。とか言うのは、横に置いて置くが。 そもそも、前回、今回の流れからすると。 「宗久に売る」というセリフさえ盛りこめば良いだけであり。 平蜘蛛の有る無しは、ほぼ関係がないんですよね。 だって、信長と光秀の間のすきま風を描写するだけならば、 光秀が、松永久秀に接触しただけで、必要十分なのである。 それだけで、秀吉のことも描けますしね。なのに、今作は。。。。 そしてもう1点の、帝に関しても。 帝が初登場したときから、こういう感じだったけど。 正直、どう見ても。。。暗躍してるよね。それも、信長だとか将軍だとか。 そういうのよりも。 それが、良い悪いでは無く。 疑問なのは、必ずしも、帝が絶対正義では無いハズ。。。ってことだ。 その言葉、思想が良い悪いでは無く。ココで問題なのは。帝の言葉自体の問題。 ハッキリ言って、分かりにくいので有る。 それなのに、光秀は、盲目的に帝にご執心。 もの凄く好意的に見ないと、光秀の行動に納得しにくいのだ。 こんなもの、たとえ、難しい言葉であっても。 ストレートに。善悪を語れば良いだけなのに。 それこそ、劇中に盛りこまれた、秀吉が金をまいているほうが、ストレート。 序盤に盛りこまれた、光秀と丹波衆とのやりとりのほうが、ストレート。 そもそもの話。。。極論を言ってしまうと。帝、必要無いのだ。 そう。この2点。必要性の無い物を盛りこんで、 わざわざ、1話、膨らませた感じしか無かったのである。 で、一番の問題は、膨らませるのは、良いとして。 今回の話、かなり流れが雑だったことなのだ。 なぜ、こんなに意味なく切り替えるのだ? なぜ、なぜ? もう、そんな印象しか無い。 時間を費やす部分を、間違っていると断言して良いだろう。 平蜘蛛、帝を混ぜるくらいならば。 しっかりと、本編の物語を描いて欲しかったです。 個人的に、今回のエピソード。 今後に、悪影響を与えるのでは?と思っている。 それくらい、雑で、中途半端。。。そして抽象的。 これ、無くても良かったんじゃ? 前回と次回が直結で。

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