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2024/05/06(月)07:56

連続テレビ小説『虎に翼』第26回

ドラマ系の感想(26931)

第6週「女の一念、岩をも通す?」 内容 昭和12年6月。高等試験を受けた寅子(伊藤沙莉)たち。 だが寅子たち、そして優三(仲野太賀)を含め、不合格。 母・はる(石田ゆり子)からは、諦めるよう言われるが、 直言(岡部たかし)の手助けで、働きながら受験が出来ることに。 そんななか、女子部の新入生募集が停止の話が浮上する。 敬称略 作、吉田恵里香さん 演出、安藤大佑さん 今回は、“月曜”というだけでなく。 この“期間”なので、状況説明ですね。 まぁ、リアルでも。。。というだけでなく。劇中でも。。だけど。 ドラマだから、主人公そして女性の強調はしているものの。 女性だけで無く、男性にとっても狭き門なのは、言うまでも無い。 分かるんだけどね。主人公だし。 少し強調しすぎて、フェミニズムのニオイがしてしまうのが残念なところ。 最終的に、花岡たち男子生徒も頭を下げているから。 緩和されているので、“朝ドラ”としてだけでなく。 “ドラマ”として、ちょうど良い塩梅だ。 “朝ドラ”だからというコトだけで無く。 主人公のモデルが。。。というコトも含めて、ここを強調しすぎてしまうと。 印象として、そういう印象が強まりすぎてしまい。 先日の桂場の“予言”では無いが。 弁護士なら、ともかく。裁判官としては。。。。と引っかかりを覚えてしまう。 よねなら、分かるんだけどね。 このあたりが、今作の描写の難しい部分だろう。 脚本も演出も。 今作の描いている5人組の中で、主人公だけはニュートラルに近いけどね。 さて 最後に。やはり引っかかるのは、崔さんの描写。強調。 一応、戦争というキーワードを持ち込んで、 ナレーションで補足しているから良いけど。 描くなと言うことでは無い。 仲間のひとりに、盛り込んでしまっているし。 ただし。 主人公を含めて5人いて。それぞれを1週間も描いてしまうと。 本来描くべき“主人公の物語”が、弱くなってしまうのが。 もの凄く残念なのである。確かに目立っているけど、月イチだし(笑) 出来れば、あくまでも脇役なんだから、 2人くらいを同時に、描いて欲しかったところだ。 ま。。。仕方ないけどね。 でもね。せめて、主人公の強調だけはしてほしいものだ。 で。ついでに、書いておくと。 今回のエピソードで、一番驚いたことを。 それは、アバンから、試験盛り込んで不合格まで、一気に描いたことだ。 こういう思い切った構成が、今作の凄いところですね。 週末には、、、、、、、だし。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-8663.html

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