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ひでちゃんの健康生活 ・いいことしてる?

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四万温泉旅行記 其の10 積善館

先月末に再び四万温泉に行ってきた。例によって2泊3日の短い温泉行きだった。
四万温泉を選んだ理由は、直前予約といって、数日前に
積善館の貴賓室(佳松亭)が格安で泊まれるプランがあったのだ。積善館は古くから有名な旅館で、中でも「佳松亭」はとりわけ有名なのだ。
一日目はそれとして、もう一泊はインターネットで調べた。無料の貸切風呂有りという条件で検索したところ
一花館という旅館がヒットした。
クチコミでは温泉(各部屋に付いている)は良いが食事がどうも、ということだが風呂付の部屋に格安で泊まれ、温泉にのんびり浸ることが目的なので即決定。
・・で、一泊目は「一花」、2泊目を「積善館・佳松亭」にした。「積善館」は本館・山荘・佳松亭の3館からなっており、全ての風呂が使える。また、無料の貸切風呂が2ケ所もある。

初日、中之条駅に着いた時生理的現象に抗しきれずバスに乗り遅れてしまった。次のバスまで40分あったので近くの農協の直売所を見に行った。
何とそこには
アピオス芋(一袋150円)があったので思わず買ってしまった。そうこうしているうちにバスが来たので乗り込み、月見橋バス停で下車、近くの蕎麦屋「なが井」で天ざるを食した。天皇皇后両陛下が立ち寄ったという由緒のある蕎麦屋だ。その他有名どころの人々が立ち寄ったらしく色紙がいっぱい貼ってあった。蕎麦はとても美味しかったのは言うまでもない。
満腹したところで温泉駅まで歩き、昨年の春に立ち寄り温泉に訪れた旅館  
美登利家でお風呂に浸かった。1人600円の貸切湯であった。


一花
真新しい佇まいの「一花館」。部屋も綺麗で合格。食事はっていうと、今時風呂付で1泊2食付1人様 15000円(一室2名)では期待する方が無理というもの。まあ値段相応といったところのようだ。
そこで、期待するのは部屋の半露天風呂。3時にチェックインしてすぐに入ったときにはそんなに感じなかったが、時間が経つにしたがってぬるくなる。
翌朝に入った時にはぬるくてしょうがない。そそくさと大浴場(内風呂)で体を温めた。冬季はお湯の温度が極端に冷めてしまうためだろう。

そのためか、岩風呂風でありながら湯口が湯不舟の底にあるのだ。かけ流し(?)の温泉なのだから岩組みの上部からチョロチョロってえのが・・・減点!

2日目は「佳松亭」に荷物を預け、奥四万湖に向かった。


冬の小泉の滝
奥四万湖に行く途中にある小泉の滝。こじんまりとした小滝だが、落葉した木々と雪の中に佇む姿が心を癒してくれる。


四万温泉駅から15分位(?)歩いて日向見に着いた。橋を渡ったところで右に進めば奥四万湖だ。
ものの2、300mでダム直下に着く。そこから曲がりくねった車道を10分?ほど歩くとダムの上に立てる。湖面がコバルトブルーに輝き、山並みが水に映える
様は見事だった。
奥四万湖

奥四万湖からの帰りに目星をつけておいた蕎麦屋に立ち寄った。

小松屋
という手打ち蕎麦屋で、
中島屋
の並びにある。ざる蕎麦は650円だが、1日10食限定「国産生粉100%を使ったざる蕎麦750円」という張り紙に目星を着けておいたのだ。蕎麦屋に入ったのは1時近く、お客がいっぱい入っていた。忙しいらしく急ぎの客は断っていた。
この状況下では10食限定では完売かと思っていたが、まだありますよっていうではないか。???となにやら不吉な予感が脳裏を過ったが取敢えず舞茸の天ぷらとセットで注文。まあ、「国産生粉100%」かどうか所詮わかろうはずもないが、風味もコシもあり美味しくいただいた。

腹ごなしとチェックイン待ちのため四万温泉駅付近を散策し、温泉饅頭と自販機の缶コーヒーを飲んでいるうち3時になったので「佳松亭」にチェックイン。山の斜面の一番下にある本館からエレベーターを乗り継いで行くことができる。

お風呂はとてもgoodだ。本館にある「元禄の湯」は湯船が5つあり、100%源泉かけ流しだ。温泉は高温なので、冷やした温泉と熱い温泉を混合しているそうだ。蛇口には析出した塩類がこびり付き、いかにも濃度が高そうだ。温度も丁度よい。
蒸し風呂は2つあるがやたらに蒸し暑い。その他の風呂(積善館)も源泉かけ流しだが、掃除してお湯を張るときだけ水と混ぜて温度をさげているという。
山荘には貸切風呂2ケ所と混浴の岩風呂がある。「佳松亭」には内風呂と露天風呂がある。露天風呂は達磨を横にしたような石風呂で岩組みが見事。だが、大きい方は水深が深くお尻を底につけて浸かるのが困難。胴長短足な方だが、どういう人に寸法を合わせたのだろうか?。



貴賓室
「佳松亭」貴賓室の窓からのから眺め。老松の枝振りが佳松亭の名に相応しい眺めだ。部屋は3つあり、ここには応接セットとテレビが置いてある。


ここはメインの部屋。床の間が立派。ここが食事と寝室になる。身造ろいをするための部屋がもう一つあるが庶民の夫婦二人旅では無用の長物のようだ。
夕食は宿泊料を考えればまあまあだろう。朝食は食堂で・・・、各テーブルに配膳された様子で宿泊料金のランクが一目でわかるシステムは如何なのだろうか。有名どころに泊まったという満足感が萎える朝食でした。食事内容にそれほど不満があるわけでもないが・・・
貴賓室の床の間


兎も角、全ての風呂を踏破し満足な温泉旅行だった。
関節リュウマチなのか腱鞘炎なのか単なる関節炎なのかはわからないが、数年前から朝に目覚めたとき右手の中指と薬指の第二関節だけが浮腫んで強張っていた。それがスッカリ消え失せていた。現在でも症状は現れていいな。「四万温泉の湯は万病に効く」と言われているが本当だったのかなあ。また折をみて行って見よう。

初日に買い求めたアピオスだが、電子レンジでチンして皮付きのまま食べてみた。ホクホクしていてゆでたピーナッツのような風味で、後を引く食感であった。暖かくなったら残してある芋を畑に撒いて見よう。


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