2004/10/07(木)09:52
■はじめ損して、結果で得取る(105)
ためしに安値で商品提供したら、結局客がついて値段がせり上がり、収入が予定の3倍以上になった。
昨日のネットオークションでの、できごと。
本業以外の趣味の範囲で、私はいま、京都西陣織で有名な老舗の商品を扱っている。
ここの小物を当初、お得価格で1週間提供していたが、見過ごされて売れなかった。
そこで、ここは実験と思い、初めて子供の駄賃並みの価格で出品。
すると、出品後2日で、客が競りあってくれ、すでに当初の落札予定価格の3倍の値が付いている。
まだ、数日あるので、結果がたのしみだ。
ただし、タイトルワードを変えた。
写真も別物に編集して画質も組み替えて出した。
この半月で身に付いた技の差がわかる。
気が遠くなる…とひとり嘆きながらも、どうにか画像編集ソフトをマスターしたおかげでもある。
ちなみに、半月前の商品出品速度の3倍速以上の作業回転率にはなった。
そう苦にならず、ラクラクと出品管理できるようになった。
一方、この安価出品作戦は商品を選ばないと、当方の意図しない客がついてしまうから、注意をして行わねば。
クレームが多い層でやると、大変な客を幅広く招き入れてしまうことになる。
また、はじめ損して…で言うと、客からいろいろメールなどで商品に関する質問を超えた質問やアドバイスの依頼を受けることがある。
これには面倒がらずに、丁寧にできる限りの対応をしていくと、リピーターになってもらえ、結局その後は信用もあつく、安心で確実で快適な取引ができるようになっているケースがある。
確実に成果がある。
包装や同封するカードや手紙なども気を抜かない。
クレームが心配なタイプの客には、それ専用のツールを用意している。
そうすると、まるで手紙のような、心のこもった評価が並ぶようになった。
基本は非常に合理的で遅滞のない取引を要求して、入札までのハードルを高くし、その後のケアはあつくする。
また、情報公開は丁寧に、詳しく、公平に心がける。
まだまだ見えてないことも多いが、今日も、まずは実験してみよう。
本日は、先日たくさん仕入れてきた趣味のアパレル製品の出品だ。
これも今回、未知の分野だが、まずはお試し。
東京は久しぶりの関東晴れ。
気温26度。
いま、パンを焼いている。