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2017.09.11
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カテゴリ:パソピア通信
これは平成19年9月1日から始まる話です。


脳梗塞の前兆

この日午後、車で家内と買い物に出かけました。
 
駐車場の一角に車を停め、店内に入り暫く品定めをしながら数分歩いた時、左足裏に冷たいような痺れを感じ『変だ!』びっくり
 
年甲斐もなくその時ズックに素足だったので一寸冷えたのかも知れない。
 
しかしなんとなく歩行がぎこちなくなったので店外のベンチに腰かけ深呼吸をして休んだところ間もなく元に戻ったので
「なんだ、気のせいか。」ウィンク







帰宅して夕食後お風呂に入り(我が家では夕食後に入浴が通例)就寝した。

翌朝はいつも通り起床、朝食、昼食、一通りすんだ。
 

午後再び買い物に出かけたところ、前日と同じような症状が出て異変を感じながらも、さほど気にせず『明日整形外科に行って診てもらおう』と気軽な気持ちで床に就きました。

 
 


夜中目覚めと同時に冷汗と共に悪寒が走りだした。ショック
 
水を飲んで落ち着かせようともがくうちに夜があけた。


 
 
すんでのところで
 
 
朝食もそこそこに身支度を整え、車を準備して、家内が近くに住んでいる妹に事の顛末を話し病院に行って来ると告げると、妹の直感か「私が連れてってあげる」といってくれたので助かった。
 
これから起きる重大な病状に少しの疑念も抱かず病院に到着した。病院



すぐ受付の問診でこの2日間の経過を記入して差出した途端、すかさず車いすが運ばれて来た。

普段自動車以外乗ったこともない乗り物に腰を下ろしたと同時に脱力感が走り、全身の自由が効かなくなってしまった。
 
いつの間にか移動用ベッドに移されていたことに気づいた。
 
傍にいた看護師さんが「これからCTを撮りにゆきます、続けてMRIです」と矢継ぎ早に口にした。
 
 
心配して覗き込む家内と妹に右手をかざしてCTだMRIだ、と聞きなれない言葉を伝えながら検査室に運ばれて行きました。
 
危機一発、あのとき自分で運転していたら、途中どんな危険が待っていたか。

妹の機転のお蔭で命拾いしたと、つくづく感謝の気持ちで一杯です。

(後編へ続きます)
 
  
 
 
2017年9月発行
編集:S.Y.





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最終更新日  2017.10.15 18:29:07
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