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カテゴリ:胸キュん
コーヒー屋の知子さんに教えてもらって、「蜂蜜屋」を探す冒険に出た。
わかっているのは、日本人街にある、ということだけ。 なんていう道に面しているのかすら分からない。 でも運命的にすらすら~~っとたどりつけてしまった。 お店のおばさんが面白くて「これがオレンジの蜂蜜です(大爆笑)」 と、ひとつひとつで大爆笑する。 笑っているひとって、本当に心を穏やかにしてくれますね。 蜂蜜でこんなに大爆笑できるなんて!なんて平和な笑いなのでしょう。 私まで爆笑してしまいます。 「アカシヤの蜂蜜~~!!(大爆笑)」 奥はカフェのようになっていて、いろんな国籍のお姉さんたちが談笑していた。 また、蜂蜜をあれこれ試食していると、日本人の家族がやってきて、「梅シロップをください!」と試食もせずいきなり言った。 梅シロップは裏メニューで、今まで見せてもらっていたリストには載っていない。 どうやら常連さんのようである。 梅ジャムなら想像が付くけど、梅シロップ?? 蜂蜜に関連するのかしら?? 日本の私の家では、毎年お母さんが梅干を作る。 ベランダに塩をまぶした梅を並べて干すのだけど、塩がおいしいので、私はよく自分の部屋の窓を開けて、塩を指で掬ってぺろぺろ舐めたものだった。 そうしてすこし梅を余らせて、梅シロップも作った。梅酒も。 だから梅シロップと聞いて、懐かしく、ついつい興味が湧いてしまった。 「梅シロップってどのように活用するんですか?」 すこしふくよかな、若いお母さんは、いきなり知らない人に聞かれてちょっとびっくりした様子だったけど、 「なんだか、そのまま飲むらしいですよー、私も人から訊いて、今回初めて試してみるんです。」と教えてくれた。 また、梅シロップ以外にも、裏メニューがいくつかあること、ジャムは陳列されている以外にもサイズがあること、蜂蜜も大小あること、などを教えてくれた。 お返しに私は、そのお母さんが知りたいけど、お店のおばさんがちょっと理解できないことを代わりに中国語で訊いたりして、少しはお役に立てたかしら?? 梅シロップは、その日最後の一本で、 「すみませんね~、私が買っていっちゃって・・」とお母さんはすまなそうに言って帰っていった。お父さんは「中国語お上手ですね」と誉めてくれた。 いえいえ、こちらこそ、貴重な情報をどうもありがとうございます、よい家族の皆さん。 梅シロップは次回挑戦します。 このように、日本人社会が、日本とは別で存在して、日本にいるよりも気さくで、交流しやすい、ってことが面白いと思う。 珈琲屋さんとか、蜂蜜屋さんは、そういう中継ぎになってくれますね。 おいしいだけでなくて、色々なひとに会うことが出来るだなんて! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/06/09 01:32:38 AM
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