毛穴の角栓について
私は13年間、現場でエステを行ってきましたが、女性のお悩みで一番多かったのは小鼻の毛穴の開きと角栓です。コレは、なかなか手ごわいのです。なぜかといいますと、小鼻やおでこ、あごのTゾーンには毛穴が集中し、しかも皮脂腺が活発なのです。若い時は、男性ホルモンも女性ホルモンも活発になるため、皮脂も活発に出るので毛穴は開くし角栓ができるしと、自然のなせる業。私は歳をとって早く、皮脂が出なくなればよいと真剣に思っていたものです。けれど、年齢とともに皮脂は減りますが、すると今度は肌が乾燥してシワが増えるのです。また、水分やコラーゲンやヒアルロン酸も減少しますので、たるみ易くなりそれはそれで困ります。皮脂と水分のバランスが整いキープしていくことが美肌なるために必要なのです。また、紫外線やストレスなどで、コラーゲン繊維にダメージを与えないこと、栄養を十分摂ることなど、色々と気をつけなければ、老化は加速していってしまうのです。ケアを怠り、無理をして悪くするのは簡単です。美肌作りにはそれなりにエネルギーが必要なのです。しかもこつこつと地道な積み重ねが大事なのです。ローマは1日にしてならず・・・私は、思春期の頃、この毛穴の開きが気になり、小鼻とほほの辺りを中心に毛穴の角栓をしっかり取り除く、毛穴パックをしていました。その後、ありえないことにシーブリーズで顔を引き締めていたのです。かなり刺激的なケアで、お肌は悲鳴をあげていました。無知って怖いことです。肌はきれいになるどころか、敏感肌になって、荒れ易くなりました。そして、毛穴は開き、鏡を見ると憂鬱になりました。美肌にあこがれて、38年経過・・・肌の生理を学び、現場でも大勢の方のお肌のケアをさせていただく貴重な経験を通して、53歳になった今、ようやく自分の素肌に自信が持てるようになりました。まだ、シミもあり、改善すべき点は多々ありますが、水分や皮脂のバランスはとても良くなり、肌トラブルは無くなり、敏感肌も改善されました。最近のマイブームになっているのは、バジルスピーリングパックです。これは、古くなった角質を取り去り、新しくできる皮膚を傷めない画期的なパックなのです。これを塗って10から15分、ODTパックをするとお肌がツルリンコとむき卵のようになります。ODTとは、シートのようなものでパック剤を封じ込めておくのです。そうすることで、パック剤が古くなった角質を柔らかくして汚れを落としてくれるのです。酸化した脂肪(角栓)なども溶けてくれるので、肌のトーンも明るくなり、透明感が増しザラザラ感がなくなり、毛穴も小さくなり、化粧水などの浸透がとても良くなるのです。バジルスは生きた微生物で、フランスのパスツール研究所で開発された素材です。お肌にやさしい自然素材のピーリング剤なので、毎日使用しても刺激はないのです。理想は3日1回程度、このパックで古くなった角質を取り除くと垢抜けしたキレイなお肌でいられるのです。バジルスパックをホームケアで使用されたい方は、店販用もありますのでメールにてお問い合わせくださね。TOMIKOの一押しのパックですが、美容の生徒さんたちにも愛されてきた素材です。TOMIKOより愛を込めて