先日、保育園でびっくりすることがありました。

２歳児たちがトイレを使った後、子ども用のスリッパを脱ぎ散らかしていたのですが、後からやってきた３歳の男の子、J君が、さりげなく、一組一組、柄と方向をきちんと揃えて、並べなおしてくれたのです。

一瞬の出来事でしたが、思わず我が目を疑いました（笑）。

大人だって、なかなかできることではありませんよね。

例えば、病院で誰かが使ったスリッパを、後から来る人のために、さっと直せる人なんて、そういるものではないでしょう。


J君は日頃から自分より小さな子の面倒をよく見てくれる優しい男の子ですが、その日も、後にトイレを使うちびっ子たちのことを考えて、スリッパをはきやすいようにそろえてくれたようです。

私たち保育士のやることを、普段から良く見ているのかもしれませんが、J君のこの自発的な思いやりの心には感激。

頬ずりしてJ君のことを、思いっきり褒めちぎっておきました。

いや～、ほんとうにいい子です。

J君、ぜひ将来は小学校の先生になって欲しいなぁ。