埼玉県の川島町というところに取材に行ってきました。

桶川駅から車で１０分少しということだったので、軽く考えていましたが、
実際にタクシーに乗ってみると、その１０分、田舎道を飛ばす飛ばす・・・。

田んぼを超え、大橋を超え、荒野をひた走るタクシー。

ものの十二、三分しか乗ってないのに、２５００円という支払いには
ちょっとビックリ。かなり距離を走ったようでした。

ついた先はペットの大きな問屋さん。

ペットの問屋さんは、以前から何度も行ったことがありましたが、
ここはそういう問屋さんに卸すというくらい、小動物の生体にめっぽう
強い問屋さんでした。


台湾やシンガポール以外にも、スペインやオランダ、アフリカに
工場（生きものを作るところを工場といってよいのか・・・）を持ち、
日本から送ったウサギや親鳥など、いろんな動物を繁殖し、輸入しているそうです。

一般のペットショップで１万円前後で売られているウサギがいるのですが、
その問屋さんから出荷する時は２５００円だそうです。

となると、ふつうにロス率を考えても、７５００円くらいまでが
上限という気がしますが、けっこう儲けているんですね、ショップって。

いつも感じることですが、問屋さんにいる動物たちは、とっても
元気ぴんぴんです。

空輸という過酷な長旅を終えたばかりとは思えないほどです。

輸入には、２４時間体制で発送と受け入れを行うそうです。

出発直前まで空港のそばで特製の栄養食でフィーディングして、
十数時間のフライト、日本についたらすぐにまた成田のそばで
エサや水を与えるそうです。

ペットショップに移ってしまうと、こうも元気なコはあまり見られません。

なんででしょうね。

見られるってことが、やはり動物にとっては大きな負担なのでしょうか。

ここの社長さんは、とても動物が好きな方で、お世話にも
気合が感じられました。（この業界、意外にそういう人、少ないので）

欲しい飼育グッズや動物がいたら、問屋さん価格で売ってもらえる
という約束を社長にこぎつけ、次の仕事へと向かいました。

（何してんだか、自分ｗ）

セパ　クラシック
１０年くらい前に、マレーシアを旅行し、セパタクローで遊ぶ人々を
見て、思わずウサギのおみやげにした私。
同じことを考えてウサギ用グッズとして輸入している人がいるんですね♪