カテゴリ:鳥取の生活
今日、4月から変わりたいと思っていた病院に面接に行ってきた。
なぜ過去形かと言うと… 面接を待っている間、隣に座っていた人と話していたのだけど、彼女も以前、東京で働いていたんだけど、結婚をする予定でココに来たらしい。 で、彼女は一昨日から、この病院でパートで働いているそうだ。 彼女の話によると、休みや給料などの条件は私が今、働いてる病院よりも断然いいらしい。けど!彼女の配属になった病棟は、日勤が終わるのが10時になることもあるそうだ。ちなみに日勤の定時は5時です。 10時はかなりヒドイ時らしいが8時くらいになることは普通なのだそうだ。 急性期の病院なので忙しいのは仕方がない。でも何故そんなにも残業になるのか? 日勤の業務手順によると 5時~体位交換… と5時以降にも日勤の仕事として業務が組み込まれているのだそうだ。 ??? 業務手順がすでに残業をするようになっている?これってありえなくない? 看護師の仕事は患者さんの世話や処置など体を動かす仕事だけではなく、看護記録とか看護計画とその評価などなど机に座ってする仕事も多い。 看護記録はその日の患者の状態や熱などのバイタルサインと言うものを記録として残しておかなければならないし、看護計画と言うのは、現在の患者のさんの問題はどんなことなのかを明確にして、この問題を解決するにはどうすれば良いか、どのようなことを具体的に行えばよいのか、必要なのかという計画を立てているのです。もちろん患者さん全員に対して。そして、立てた計画が適切だったのか、状態が改善したのかということを定期的に評価して計画を立て直す。ということをしなければなりません。 もちろん、これらの机での仕事も勤務中に行うものです。どうしても処置やナースコール、バイタイルサインを測ったりという体を動かす仕事が優先されて記録は残ってしまう傾向にあります。その日のうちに記録を終わらせなければいけないので記録で残業になるのは仕方ないけど、定時を過ぎても体を動かす業務が予定されてるって? 私が思うに、業務を見直し、改善することで残業を減らすことができる。なくなることはないけど、減らすことはできると思う。 じゃあ、そううすればいいと思うでしょ? でも、これにも問題があって、比較的若い人たちは新しいことを受け入れることに対して考えも柔軟だし、適応できる。でも、長くそこで働いてる人たちって、新しいことを受け入れることができないのだ。今がベストだと信じているのか、否か、とにかく受け入れられないのだ。 で、この病院、珍しくスタッフの半数が10年以上勤めている人たちなのだそうだ。 そう、受け入れられない方の人たちがいっぱいいるってこと。 新しいことを取り入れようという時、話し合いがもたれる。そうすると、この種類の人たちは反対するのだ。これが、いっぱいいるということは反対多数で却下されることになる。 医療や看護というのは日々、進歩していて今まで常識とされていたがことが実は何の科学的根拠もないデタラメなことだったりすることもある。 デタラメだということを証明するデータを目の前に並べられても、「私はこれが正しいと習った」と拒絶する人さえいる。 長く働いている人が多いというのは、結構、厄介だと私は思っている。 現にこの病院、電子カルテを導入したいのに、反対する人が多く、今のところ導入できる目途が立っていないらしい。 電子カルテにはデメリットもあるだろうが、メリットが大きいとされていて、今、導入する病院が増えているのだ。 条件がよくても、何だかやりにくそうな病院だな~と思ってしまったのです。 この辺には、いい病院ないんだろうか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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