テーマ:ヨーロッパ旅行(4250)
カテゴリ:ヨーロッパ旅行
ちょうど去年の今頃、冬学期が終わりヴァカンスの真っ最中。スペイン旅行に出かけていました。
どこに行こうかと考えている時、とにかくパリは寒くってパリよりも南に行きたかったのです。 先日書いた格安航空券のサイトをあれこれ見ながら考えました。 学生の頃、1ヶ月のヨーロッパ旅行をした時、その大半をバルセロナで過ごしたので、スペインの中でもまだ行ったことのないマドリッドそして、いつか行ってみたいと思っていたアルハンブラ宮殿のあるグラナダに決めた。 グラナダはスペイン南のアンダルシア地方。私の勝手なイメージによるとアンダルシア地方=南国って感じでそれはそれは暖かいだろうという期待もあって決めたのです。 パリのオルリー空港からイージージェットを使ってマドリッド空港に着きました。 学生の頃のヨーロッパ旅行の前にスペイン人の友達からスペイン語を習い、スペイン人の家に滞在させてもらい、3週間ほどをバルセロナで過ごしたので、その当時は少しは話せたスペイン語。 7年が経ち、スペイン語を話すこともなく過ごし、日本語以外の言語と言えばフランス語とスイッチされた私の脳はす~っかりスペイン語を忘れてしまっていました。 書かれたスペイン語はフランス語に似ていることもあり、まぁわかるんだけど耳から入ってくる言葉はまったくわからなかった…。 まずはマドリッド。 私の期待を裏切るように、この日はマドリッドでは珍しく雪が降っていました。道路にも積もるくらい。寒かった。ぜんぜん暖かくなかった…。 ホテルは日本人が経営している所に泊まったので、いろいろなマドリッド情報を教えてもらえてよかった。 このホテルのオジサンに気をつける様にしつこく言われたこと。 首絞め強盗に気をつけて! 首絞め強盗? そう言えばガイドブックにも気をつけろって書いてあった。で、私は少しだけキュッと首を絞めて驚いている間に財布などを持っていくのだろうと思っていた。 しかし、オジサンの話によると、4、5人でターゲットを取り囲み、気を失うまで首を絞め、気を失っている間に金目の物やパスポートを持っていってしまうそうだ。 怖え~~~~~~~~~~! パリにもスリが多いことは有名な話。 でも気を失うまで首を絞めてなんて聞いたことない。スリはスリ。気付かれないように、そっと盗んでいく。 で、ちょっと『まさか。そんな大胆な』って思ったけど、この首絞め強盗の被害に会う日本人がとっても多いらしく、日本大使館からも注意を勧告する文書がホテルに配られているし、スペインでは身分証明書のオリジナルを常に携帯するように義務付けられているけど、日本人だけはパスポートのコピーでいいことになっているそうだ。 結構、本当の話らしい。 正直、マドリッドにはあまり見るところがありませんでした。 で、何はともあれ王道の美術館。プラド美術館とソフィア王妃芸術センター。 ↑プラド美術館 ゴヤの「着衣のマハ」と「裸のマハ」 ソフィア王妃芸術センターには、ピカソのゲルニカがありました。 写真を撮ったはずなのに行方不明…。 ゲルニカって当たり前だけど写真でしかみたことがなくて、あんなに大きな絵だとは思いませんでした。スッゴイ大きいんですよ。横幅は3メートル以上はある(と思う)。 それから王宮に行って中を見学したかったのに、その日は公休日でもないのになぜか閉館されていて、仕方なく外から写真だけ撮ってきました。 外観だけで言うとロンドンのバッキンガム宮殿の方が豪華な感じですね。 ついでにアトーチャ駅で食べたドーナツ。甘くて美味しかったです。 マドリッドは首都のわりに小ぢんまりとしたキレイな街でした。 と~っても気をつけていたので首絞め強盗に遭うこともなく、無事にパリに帰りました。 パリも日本に比べると治安は良くないけどパリに着いた時は首絞め強盗からの緊張から開放されて、正直ホッとしました。 マドリッドで何より私の印象に残っていること。それは首絞め強盗です…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.28 19:55:44
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