カテゴリ:クラスメイト
今日は、準夜勤。もっと寝てたいところだけど、車の半年点検でディーラーさんが車をとりに来るのでこんなに早く起きました~。 今日はソルボンヌのクラスメイトのお話。 世界中のいろんな国から集まっていた。 彼らの大半は親からお金を出してもらって留学していた。 で、コレは私の勝手な想像だけど、彼らはお金持ちの子供達だと思う。 例えばイラン人のネダ。 彼女はたしか、まだ18歳だった。 彼女はイラン人、つまりイスラム教。 イスラム教って女の人は頭には黒い布をかぶり、服は腕も足も人に隠すように長いマントのようなものを着ているでしょ。 でも、ネダは布もかぶってなければ、服だってマントみたいなのじゃなかった。 イランでは着れないような服を着て楽しんでいた。おへそが見えている時だってあった。 おそらくイランとパリの物価はぜんぜん違うと思う。 きっと、お金持ちの娘なんだろう。
タイ人のノンタウワット。 彼は24歳のイケメンだった。 目が合うといかにも性格のよさそうな穏やかな微笑みを見せ、何か育ちのよさを感じた。 彼はパリの1区にアパルトマンを借り、一人で住んでいた。 1区ですよ!! パリはど真ん中が1区、それから時計回りに2区、3区と増えていく。家賃は中心へ近いほど高い。 っていうか、1区って人が住めるんだ~。 東京で言うなら新宿や渋谷のど真ん中に住んでいるようなものだよ。 で、家賃を聞いてみた。 2800ユーロ!! って約39万円!!ですよ。一人暮らしに39万。 彼は未だかつて働いたことはないそうです。
台湾人のアンスィエ。 彼は27歳。 彼もまた生まれて一度も働いたことがないそうだ。27歳ですよ。 バイトだってしたことないそうだ。 台湾で大学を出て、カナダに留学し、また台湾で勉強し、フランスへ留学。 同じ時期に弟もアメリカへ留学していた。 ある日、アンスィエと一緒にヴィトンの前を通った。 すると、彼は「トモコ、ヴィトンで買い物した?」 私 「昔、旅行で来た時に買い物したことあるけど、今回は何も買ってないよ」 ア 「え?なんで?こんな安いのに買い物しないともったいないよ~!」 私 「いや、確かに日本で買うよりは安いけど、決して安いもんではないよ」 ア 「え~、安いよ~。もったいないよ~」 そんな彼の足元を見ると、ヴィトンの靴を履いていました。
たぶん、彼らは国に帰れば大富豪の子供たちなんだろう。 日本のちょっとしたお金持ちとはスケールが違う気がする。 イランもタイも台湾も日本に比べると、それほど豊な国ではない。 そんな中で、子供たちを物価の高いパリに留学させられるって、ちょっとしたお金持ちではない気がするのは私だけ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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