AKB48「神曲たち」は、王道アイドルソングになる
記事本文 オタクのためのアイドルから脱皮して、見事にファン層を広げたAKB48の王道ヒット曲を集めたベスト盤「神曲たち」(キング)。 神曲なんてダンテの叙事詩じゃあるまいし、と思うのは完全に時代遅れ。「ネ」と「申」を1マスずつつかって「神」(ねもうす)と書くのは、インターネットのスラングとして定着。犯罪を繰り返しては這い上がる田代まさしへの“称号”にも使われた。AKB48は、その対極にあるさわやかキャラだが、下積み時代から秋葉原で応援してきた信者にとっては、やはり「神(ゴッド)」なのだ。 売れるアーティストに、いい楽曲が集まるのがアイドルの鉄則。「10年桜」(13万枚)、「涙サプライズ!」(17万枚)、「RIVER」(24万枚)などの作・編曲を手がけた井上ヨシマサ氏は、かつて光GENJIや中山美穂に楽曲を提供。中学時代にはコズミックインベンションというテクノバンドのキーボード奏者としてYMOの前座も務めた過去がある。おじさん世代にも耳心地いいのはそのためか。【送料無料】【ベストアルバムセール対象商品】神曲たち(CD+DVD) [ AKB48 ]価格:2,720円(税込、送料別)