2016/02/14(日)14:32
絶句……。
2月3日に大きな総合病院を紹介され、受診したオット。
次の日の4日には、もう一度胃カメラをやることになりました。
そして、その説明の際に家族の同席を求められました。
職場に時間休を取ることを伝え、病院へ。
全身麻酔での胃カメラが終わり、
麻酔が切れつつあるオットと共に先生の前に座りました。
がんは、胃の入り口と、
胃のど真ん中の2ヵ所にあるとのこと。
「先生、どのくらいの大きさなんですか?」
この私の問いに対する先生の答えに、
私もオットも絶句しました。
「胃の入り口のとこのが2センチ、
真ん中のほうが4センチですね。」
よ……よんせんち⁉
よく、大きいがんと言っても、
せいぜい2センチ程度のものと思ってました。
4センチって……。
「2年前に胃カメラやってるんですけど……
その時は何ともなかったんですよ。
こんな短期間にそんな大きくなるものなんですか⁉」
聞かずにはいられませんでした。
2年前に細胞を取ったところに、
たまたまがん細胞がなかったか、
或いはその後にできたものなのか
今となっては何とも言えないとのこと。
4センチという大きさを考えれば
前者の可能性のほうが大きいんですかね……
あの時見つかっていたら……
別の病院で診てもらっていたら或いは……
色んな思いが頭をめぐります。
でも突き止めたところで今さらどうしようもないし。
がんが見つかったと聞いた時より、
ショックが大きかったです。
でもオットはもっと、ショックだったでしょう。
これからレントゲン、CT、超音波と、
次々検査の予定が組まれ、
3月4日に私も同席して治療の計画を
話し合うことになりました。
のほほん亭主、がんになる。 [ 日野あかね ]
原千晶39歳がんと私、明日の私、キレイな私。 (単行本・ムック) / 原千晶/著