卒業式
楽しみにしていた袴を朝から着付けてもらい、大学へ向かう。乗り換え3回、2時間くらいの道のり。現役の大学生からはほど遠い年齢なので“一人で勝手に卒業式コスプレを楽しむ人”になってる気がして、友達との待ち合わせ場所までが非常に恥ずかしい。すっかりそれがメインになってしまって、卒業証書をもらいに行くのだということをほとんど忘れかかっていた。通学部といっしょに卒業式に出たあと通信は通信で集まって卒業証書を一人ずつもらう。壇上で賞状をもらうなんて、なんて久しぶりな。証書を挟むための立派なファイルがついていて、なんか本物っぽいのが嬉しい(本物ですけど。これまでのは筒をもらっただけだったので)。大学に来ることも、もう、そうは、あるまい、と思うとちょっと感慨深いかな、と思ってみたが案外そうでもなくいつもの感じで過ごす。あら。つまりただ着物を着てるだけ。やっぱりコスプレ…?そしていつものように夜は宴会へ。既に卒業した方々からブックカバーやお菓子や記念のオリジナルロゴ入り(!)ボールペンをいただく。うれしさとおかしさのあまり、卒業証書とともに写真を撮ってみた。いつものように楽しく嬉しい気分で卒業できて、ほんとによかったと思う。6年前、どんな様子か全く想像のつかないところへ、えい!と入ってみたあの時にまさかこんな風に終われるなんて、想像(妄想?)もしていなかった。お世話になった皆さま、どうもありがとうございました。