おかいものへ
今週末は久しぶりに休日が2日取れたので念願のバーゲンに行く。といっても百貨店などをのぞく勢いはないのでいつも行くお店の会員用プレセールである。そこはお客の好みなどをほんとによく覚えていてくれてだから元気のないときにはかえって行きたくないのだけど他を考えるのも面倒で、そこだけに行く、と決めて行く。しばらくよく働いた上に遊ぶ時間がなかったので予算はいつもよりある。財布の紐はけっこうゆるゆるである。白いニットと以前見ていたスカートと、あと、好みでしょう?と勧められるままに小花柄のジャケットをいただく。確かに好みで、完璧に読まれているのであった。このごろの色の好みはオフホワイトと茶系に偏りつつある。今日買ったスカートは茶色、ジャケットはボルドーであった。白とボルドーとは、昔から自分自身の基本色と思っていたくらいに好きな色だ。しかも花柄ってまさに二十歳そこそこのころの好みに回帰していて年を取るといつしか自分の一番よかったころの好みに帰ってしまう傾向があるってずっと前に読んだ雑誌のコラムを思い出す。自分の好むものは当然好きだけど全然別の傾向を持った人に買い物を託してみたい気がしているのであった。