万平公園
現在、桜名所百選に指定されている熊谷桜堤は、実は新しい堤なのです。昔の堤は現在の位置より南に位置します。そのほとんどは崩され住宅などになっていますが、一部が公園となって今でも残っています。 それが、万平公園(まんぺいこうえん)です。写真の左側が旧熊谷堤。この上を昔はSLが走っていました。明治16年に開業した日本鉄道株式会社(上野-熊谷)の鉄道はここを通っていたのです。 今は、子どもたちに交通ルールを教えるための公園にもなっています。 また、地元の奉仕団体が植樹した枝垂桜が毎年見事な花をつけます。ソメイヨシノより早咲き。堤の上は、こんな感じです。天気が悪くて写りが悪いのですが^^; 桜の木は、熊谷桜堤より古く立派なものが多いのが特徴。桜まつりでは、自治会で花見客にビールや焼きそばなどを振舞います。 小さな公園ですが、うるさい熊谷桜堤よりこちらのほうが好きという人も多いようです。