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ダイヤの改正に伴い、今年の春で廃止となるブルートレイン=寝台特急の
“富士・はやぶさ”が今日ラストランの日を向かえました 最後の“東京 駅発”の列車の発車を見送るべく、夕方の東京駅には多くの鉄道ファンや 寝台特急を偲ぶ人たちが集まり、その勇姿を見送っていました 発車の 模様を中継していたニュースを観ながらひとつ残念に思ったのは、前出の “最後の東京駅発の列車”を牽引していた機関車が『EF66』だった事 です 個人的な印象としてはブルトレと言うと何となく『EF65』と いうイメージがありまして…もちろんEF66や他の機関車が65型と 併行して様々な路線を引っ張ってはいたのですが、せっかくの“ラスト ラン”を65型の牽引で観てみたかった…という感じがします 今回の 廃止で東京~九州間を走る寝台特急は全てなくなった形となり、運転が 継続される寝台特急は東京発の2路線と上野発の4路線、そして大阪発の 2路線となります この他“寝台急行”として上野・札幌・大阪に路線が ありますが、登場から半世紀にわたって走り続けた寝台特急の“動脈”の 廃止は“昭和”と“国鉄”の歴史の一端の終息であり、そして現代から 近未来に向けてのさらなる前進を表しているという事になるのでしょうが 実際にそれに揺られて移動をした事がある身としては実に寂しい話題です “移動時間”の面を比較すれば新幹線や飛行機のスピードは圧倒的に速く ビジネスはもちろんの事プライベートな“旅行”のほうでも「移動時間を 短縮する事で“滞在時間”を多く取れる」というメリットがある事により 寝台特急のような“移動する時間”を楽しむような旅行形式を支持する 声も段々と少なくなる…こうした列車の廃止は“利用者の利用趣向”の 変化を表しているという事でもあるわけですが、それにしても残念です… 去年のダイヤ改正で『銀河』が廃止となった際に3月14日の日記にて 話題に挙げているのですが、そこでも書いている通り私は“東京~九州 間を走る寝台特急”には個人的に思い出もある事から、今回の廃止は 本当に寂しいですね…新幹線や飛行機、そして高速バスではけして味わう 事が出来ない“旅情”が、ブルトレには間違いなくありましたから…(哀) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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