2017/01/01(日)11:23
軽薄歌合戦 。。。
大晦日の夜は、くだらないくだらないと思いながら、今年もNHKの軽薄歌合戦 を、見てしまいましたあ~~!! そもそもNHKの紅白歌合戦は、1951年からラジオで、1953年からテレビ放映 され、今年もまたというご長寿番組。開始当時は、それといった他局の裏番組が なかったこと、またテレビの目新しさもあって、視聴率は 80%を超えた という驚異的な数字。 しかし、番組のマンネリ化による飽きと若い世代の紅白離れによって、紅白の平均 視聴率が、1985年に70%を下回ってから、1980年代末には50%台まで急降下。 元号が昭和から平成へと変わり、紅白を打ち切る頃合いではないかと、 NHK内部で検討されたこともあった由。 その後、番組編成の大幅な変更、若い世代向けの歌手を積極的に登用することなど によって、今なお毎年 40%前後の視聴率は稼いでいます。しかし内容は、 歌そのものを聴かすのではなく、舞台演出が強く出されいる見せる番組と、 なってしまいました。
出場者の歌唱力低下、そしてその番組内容から、いつのまにか紅白でなく、 皇子は軽薄と称するようになったのです。 だいたい普段皇子は、J-POP など興味がないし、テレビの歌番組など見ないので、 出場してくる歌手のほとんどがわかりません。 加えて、歌唱力のある歌手が少なく、踊りやレーザーやLED光線の演出で、ごまかして いるのがあまりにも多い。グループそのもののメンバーがわからないのだから、 踊っているのはバックダンサーなのか?それともメンバーなのか?
といって名前がわかる郷ひろみなど、意識して若作りはしているけれど、 黒く染めた髪はアップにされた顔のしわと、あまりにも不釣り合い。 五木ひろしなど、寝乍ら歌っているのではないかと思われるくらい、目が細い。 天童よしみは、お多福かぜの症状でしもぶくれ。昔大好きだった高橋真梨子 は、今年芸能生活50周年だけに、声に全くはりがない。皇子のカラオケ持ち歌の、 香西かおりの< すき >は、あまりも彼女の下手さに今回聴いて、 < きらい >になってしまった。 無謀な挑戦だったのが、島津亜矢と大竹しのぶ。 天才と言われた美空ひばりの< 川の流れのように >を歌うなど、 島津の顔の< 皮の厚さのように >。また越路吹雪や丸山明宏 などシャンソン歌手の、< 愛の讃歌 >に耳慣れている皇子にとっては、 大竹のはまさに< 愛の惨禍 >。 こんな軽薄歌合戦の中で、印象的だったのたのは、AKB48 山本彩の 可愛らしさ。 そして、宇多田ヒカルの歌唱力。 NHKの連ドラ< ととねえちゃん >の主題曲< 花束を君に >は、 毎朝テレビから流れていました。しかし、宇多田の生での歌唱のうまさに感心すると 共に、さすがと皇子を唸らさせたのでありました。
そんな印象の薄い軽薄歌合戦でありましたが、いつもこれを見て思いだすのが、 現役時代サウジジェッダで過ごしたお正月。 当時、皇子は中東三国取引の担当者として、各国を巡回出張していました。 上司が仕事には大変厳しい人で、与えられたノルマを達成しないかぎり、帰国を 許してくれません。 それまでは、いつもノルマを達成し、ご褒美の帰国途上ロンドンかパリで、二泊三日 の休暇を満喫していました。ところがその年は、暮れになってもノルマが達成できず、 帰国は不許可。しかたなく、ジェッダで年を越すこととなりました。
ご存知のごとく、サウジはイスラムの戒律が厳しく飲酒は禁止。従って、歓楽街は ありません。加えて、女性勤務が許された職場は教育と医療だけというわけで、 一般企業に女子事務員はいません。弊社の事務所も男ばかりで、その雰囲気は 建築現場の飯場のようなもの。恒に怒号と喧嘩が絶えないのです。
まさに、かように女性に飢えた職場に、本社から慰問として紅白歌合戦の ビデオが贈られてきました。正月帰国をしなかった駐在員に混じり、皇子も社宅で 早速これを見たのです。
しかし、誰一人白組の歌手など聴こうとはせずに、ピピッと早送り。紅組の女性 歌手に、涎もたれそうばかりに、食い入って見ている( 歌を聴いているのでは ありません。)そして、次の男性歌手は、ピピッと早送り・・・
そんなかんやで、番組も大トリの出場。 男は、ピピッと早送り。その年、紅組の大トリは美空ひばりでした。 ところが、ピピッと早送り・・・・
あ~~、2017年の初投稿がこんなんで、いいのかなあ~~???
いい~~~んです、これで・・・
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