想い出は心の宝石箱に。。。

2021/07/08(木)12:13

何処かで聴いたことのあるオペラの曲(9) 椿姫 。。。

オペラ(59)

にほんブログ村  今回は、ヴェルディ作曲​​​《​椿姫​》より〈​乾杯の歌​〉。 ​​ 椿姫は、世界で最も有名なオペラの一つともされているため、名前だけなら  聞いたことがある、という人も多いと思いますし、この〈乾杯の歌〉なら  知っているとする人は絶対にいるはずです。日本では、​結婚披露宴の​乾杯の   際に演奏されたりしますから・・・・            ​​​この歌は、慣れない社交界のパーティーに出席したアルフレードが、周りから  即興の歌を要求されて歌いだす曲です。その歌にヴィオレッタが返す形で、合唱  も加わり、パーティーを盛り上げる華やかな曲となっています。  しかし​( 愛は杯とともに )と、ビオレッタにひとめぼれしたアルフレードが  いい寄りますが、(​​ 陽気な集いこそ生きがい )と、彼女の対応はつれない。 ​  アルフレードとヴィオレッタの、​恋愛観の違い​が盛り込まれている、意外と  深い曲なのです。           物語は、​​ヒロインの高級娼婦​ビオレッタ​と、純朴で一途な田舎者の富豪の  息子アルフレードとの、​​​純愛悲恋物語​。​              ​​​  第三幕、アルフレードとの幸せの日々を思いだしながら、死の床でビオレッタが  歌うのが​< さようなら過ぎ去った美しく楽しい夢よ >。​       ​​    NHK朝ドラ<​エール​>の主人公小山裕一の奥さん​音​が、椿姫の主役を決める  最終審査で歌ったのがこの歌です。    ​〜さようなら、過ぎ去った楽しい夢の日々よ​​​​バラ色の顔もすでに青白くなっている。 アルフレードの純粋な愛さえも、私にはもう無いわ、 疲れきった魂の慰めであり、支えだったのに・・・ あぁ、道を踏み外した女の願いに微笑みかけてください。 どうか、赦してください。 この女を受け入れてください、あぁ神様! あぁ、全て終わった!今や全てが終わってしまった!〜​  かけつけたアルフレードの腕の中で、ビオレッタは息たえる結末が観客の涙を  誘い、​日本でもオペラファン​不動の一番人気​の作品。​  本作品は皇子も好きなので、DVDも三枚持っています。                                                      == つづく ==     ​​       ​​ ブログ村ランキング参加しています。​​​​​​​​​​          ​​下の画像を応援クリックしてね。​​                ↓                       ​にほんブログ村​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る