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サンタデラックス

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mkd5569@ Re:超久しぶりなのだが(01/29) こんばんは うちのサイトが5周年をむか…

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2006年05月30日
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時計仕掛けのオレンジ / triangle L-size

時計仕掛けのオレンジ
1971年

製作:監督:脚本:
スタンリー・キューブリック
出演:
マルコム・マクダウェル
パトリック・マギー
ウォーレン・クラーク
アドリエンヌ・コリ
ミリアム・カーン



解説書によると。近未来において暴力的な少年たちを描くストーリーとある。

多くの解説者が言っているように、これは現代だと。

つまり、いま。今の若者達の姿だと。

だそうだ。ま、その話は横に置いておこう。

この映画は残念ながら映画館で観ていない。

今でこそDVDになってるけど。持ってるけど。

観たのはやはりLDの時代かな?

この映画は全部が暴力だよ。ただ被害に遭った「だけ」の方々には申し訳ないが、

どんな人でも暴力的になれるということだ。

勿論一番判りやすいのはアレックスの暴力だけど、

警察や弁護士も立場が変われば暴力的になるし、

拘置所や本来人を救う筈の人たち。

無理やり善人にしようとする矯正も暴力だし、

帰ってきた息子を歓迎しない両親とか、

被害者だと思ってたら立場が逆転するといつでも加害者になる。

そう、この映画は、誰でも暴力者になれると言っている。

映画自体を通して狂気に溢れている。

ともするとグロ映画になりがちな気もするが、

そこはキューブリックマジック。

流石だ。

暴力とは全く逆のクラシック、第九や雨に唄えばのような曲。

音楽によって全体に軽快なテンポで話が進み、

あとはキューブリックの妥協が無い映像。

広角レンズを多用した特徴あるカメラワークや、

映画のどの場面を切り取っても「画」になる画面構成。

そして多少のオーバーリアクション。

監督は画面どころか役者までも作り上げてしまっている。

絶妙のブラックユーモアナンセンスだと思うよぉ。

何となく黒沢監督の映画作りに通じるものがありそうな・・・気がする。








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Last updated  2006年05月30日 23時51分41秒
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