<スターウォーズ1 ファントムメナス>長いこと待ちつづけた新作だった
スターウォーズ エピソード1 ファントムメナス1999年●監 督:ジョージ・ルーカス●脚 本:ジョージ・ルーカス●出演者:ユアン・マクレガー リーアム・ニーソン ナタリー・ポートマン ジェイク・ロイド サミュエル・L.ジャクソンあれはいつだったかな?確か、エピソード6「ジェダイの帰還」が公開されて後、何年かたった頃。どこかの雑誌中にルーカスのインタビュー記事があり、今度製作する新作ではオールCGでいきたい。というような事を言っていた。前3作ではモーションピクチャーによる特撮が全盛で、「ジェダイ」でさえもCGのシーンは皆無だったんじゃないかな?当時、おいらが使用していたパソコンはマックのIIciという、今からするととんでも非力なパソコンで、フォトショップのバージョンも未だ1.07くらいで、1メガの画像処理をしようものなら、決定ボタンを押してからタバコを1本吸う時間くらいかかっていたひどい代物だった。その当時のマックの最上位機種のクアドラでさえも、そんなに速さ的に違いは無かったと思う。静止画でさえそんなんだから、動画なんて、、、、どうなんだ?3Dという言葉でさえもまだ普及していない頃だよ。だから、そう思うのが当時ではごく自然だったのではなかろうか。それから数年たち、スターウォーズエピソード1として新作を製作中という記事が出て、おいらたちは「をぉ」という感嘆の声を上げたものだった。しかしながら、オールCGという事はすっかり忘れていたんだ。さて、いよいよ待ちに待った新作公開において、おいらは一番早く見てやろう、試写会とか海外版はおいておいて。。。そう思って、今ではあたりまえのようにある、先々行深夜ロードショーへ出向いたのだった。おいらは岐阜だから、数あるスクリーンの中で一番空いていそうな柳ヶ瀬の映画館へ行き、一番よさげな場所をさっさと占領し、厳かに始まるのを待った。映画自体は、前3作とは全く違う作風で、これが本当にストーリーとして繋がるのだろうか?登場人物も全部一新されて、見覚えある共通キャラはヨーダとR2D2だけ。C3POは外装無いから却下でw当然ダースベイダーは出てこないし、オビワンはめっちゃ若いし。なんといっても、画面の色がね、前作とは全然違ったんだね。なんちゅうの?・・・・「黒くない」っていうのかな。そして、ずっと噂にあったCGの見事なこと。時代の進歩。そして技術の進歩って凄い。もちろん、ルーカスフィルムの優れているところは技術も勿論だけど、演出が優れているってとこだよね。要するに「実写への溶け込ませ方」とでもいうのか、動きとか質感とかがお見事。この辺りはDVDに付録として入っている「メイキング」を見ると思わず納得するんだけど、若い力というか、才能をここに結集したという感じがする。おかげで、定番オープニングのテロップがだぁーーーーーっと奥へ流れていくシーンが凄く安定している。出来ることなら前作3作の同じシーンを見てもらいたいのだが、結構ブレがあったりするんだよ。役者としてはやっぱ若きオビワンが素敵w個人的にはモール君が好きだったんだけど、あやつ、いともあっさりと倒されてしまったな。ジャージャーは評価が分かれるところらしいが、嫌いではない。このエピソード1で、スターウォーズの世界がまた広がったのは勿論だけど、昔の方が宇宙船とか建造物とかがモダンなのね。それが次第に退化してエピ4のような世界になるんだ。それで、ここで一つ大きな問題は、「ジェダイ」は「先天的」であること?結果的にかもしれないけど、やっぱ「血」ですか?誰でも修行を積めばジェダイになれる・・・・わけではないのですか?そういった問題と波乱を含みながら待望の新作、エピソード1「ファントムメナス」が堂々と公開されたときのことを未だにしっかりと覚えております。おまけ・・・・この時にペプシのボトルキャップがめちゃはやってさ、おいら「たち」も飲んだ飲んだ飲んだ。会社の近くのコンビニを襲撃して、それこそ床に座り込んで「暗パイ」して探す。それは後に「大人買い」として発展していくんだけど、それは狂乱の日々だった。その頃に書かれた日記があるから、もしよかったらそちらを参照してちょ。コレ↓その1その2その3当時こんなこと言ってたよなぁ。はずかしながら(テレ