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キンチャクダ

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2020.12.31
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テーマ:失敗談(185)
カテゴリ:ゴシップ
年末になると毎年思い出す事があります。
それは、私が大学生だった頃の事です。
年末のある晩、夜中の2時くらいに近所の友人から突然電話がありました。
彼の電話は、概ね次のような内容でした。

◆家(一戸建て)に包丁を持ったドロボーが侵入している
◆ドロボーを直接見た訳ではないが、包丁で壁を切りつけている音が1階から聞こえてきた
◆その晩は親が不在だったため、1人で2階の窓から脱出した

…と言うのです!
近くのコンビニから電話しているようで、とりあえずコンビニで彼と合流して警察に連絡しました。

すぐにパトカーが来てくれ、私と友人はパトカーの後部座席に座ってそのまま友人の家まで移動しました。





そして、警官1名と私の友人のふたりで彼の家の中に入って行きましたが、警官はかなり緊張した様子で警棒を握りしめていました。
その間、私はもう1人の警官とパトカーの中で待機していました。

待つこと5分、家の中から警官が出てきたのですが、何故か大笑いしていました??

私の友人が聞いた包丁で壁を切りつける音の正体は、毛ガニだったのです。

お歳暮で届いた発泡スチロールの中の毛ガニがハサミでスチロールを切りつけている音をドロボーと勘違いし、真夜中に110番通報した、と言う実話です。


その節は大変お騒がせしました。









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最終更新日  2021.01.06 08:11:42
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