"anything else"
邦題「僕のニューヨークライフ」。Woody Allenの2003年監督作品。恵比寿ガーデンシネマで上映中なので観にいきました。舞台はおなじみニューヨーク。主人公の若いコメディ作家(Jason Biggs)が、奔放な恋人や、ちょっとイカれ気味の先輩作家(W.Allen)、使えないマネージャー(Danny DeVito)らに振り回されつつ、自分の頼りなさも加わって・・・という話。主人公が神経症で分析医にかかってたりとか、ウディのユダヤ人絡みのネタなど、相変わらずのエピソードもありつつ、ほどよい笑いと毒気の、大人のコメディでした。恋人役のChristina Ricciが可愛かったなぁ。"Buffalo'66"のヒロインだったとは思えない・・・。あと、主人公の青年がウディ・アレンをまんま若くしたようなキャラ(ルックスは違うけど)で、こないだこの日記でも書いたイギリス人ミュージシャンのJools Hollandに何となく似てるようで(身長は違うけど)、神経質そうな雰囲気が出ててよかったな。流れている音楽は、ビリー・ホリデイやレスター・ヤングなどの古き佳きJAZZ。映像とのマッチングは、まさにウディ・アレン!いう雰囲気。今回も健在でした。そういえばVillage BanguardでのDiana Krallのライブシーンもあったような・・・と内容はこれぐらいに・・・。 帰りに恵比寿の人気店「立呑」で一杯。立ち飲みブームといわれているけど、確かにこの手のお店は増えたなあ。気軽に寄れるのは嬉しいけど、コストパフォーマンスはどうなんだろ。美味しいもんだしてるから、良いのだけれど。やっぱり「お父さん系立ち飲み屋」が僕には合っているのかも。 今日、ガーデンシネマで手にしたチラシ。「トム・ダウド / いとしのレイラをミックスした男」。ソウル、ロック、ジャズ・・・ジャンルを越えて活躍したレコーディング・エンジニア、Tom Dawdのドキュメンタリー。2003年製作。4月1日から渋谷のUPLINK X にて上映。出演は他にR.Charles,E.Clapton,J.coltrane,A.Franklin etc... 興味深い。そしてチラシの隅にはこんな文句が。『宅録割引・・・御自宅に録音機材をお持ちの方は、携帯などで撮った写真かマニュアルを受付でお見せください』だって。1,500円が1,200円になるそうです。