together again!
Ben Sidran & Georgie Fameの来日公演@Cotton Club。ついにこの日が・・・。 最高でした。粋なBenと、イナセなGeorgieって感じ。 メンバーは、Ben Sidran(p,vo), Georgie Fame(org, vo), Jeff Hamann(b), Bob Malach(sax), Leo Sidran(ds)。 観たのはセカンドステージ。まずはGeorgieをのぞく4人が登場。saxが事前告知のBob RockwellからBob Malachに変更になっていた! 好きなんだな~、Bob Malach。土臭さと洗練のバランスがツボです。Benのpiano&vocalも元気だ。肩慣らしとはいえない充実の演奏で、満員の客席もあたたまってくる。 そして、Georgie! 痩身で白髪のダンディ。のっけからブルージーな"It Should Been Me"。BenとGeorgieの掛け合いもキマってる。バンド自体が長年共に活動しているような息の合い方で、観ていて気持ちよいことこの上ない。僕が座ったのはステージ向かって右の方だったのだけど、ちょうどGeorgieがorganを弾く手元がバッチリ見える席で、細かく音色を調節しながらの演奏を、もう食い入るように凝視してしまった。 アルバム"Blues And Me"に入ってるバラード"How Long Has This Been Going On"が、この日僕がいちばんグッときた曲だった。Georgieのorganと歌声が深~くCotton Clubを包み込んでいました。 そのほか、このセットではBen、Georgie共に敬愛するMose Allisonのナンバーをやったり、決して長時間のステージではなかったんだけど、物足りなさはまったく感じなかった。 目の前にいたのは「伝説的」なミュージシャンたちで、始まる前は観るほうも「すべてを目と耳に焼きつけとかなくちゃ!」というような気持ちの昂ぶりがあったのだけど、実際は「とっても心地よくグルーヴする素敵なバンドが、目の前でリラックスして大好きな音楽をやっている」ただ、これだけだった。 う~ん、こんな音を出したいぞ。