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カテゴリ:生活
日芸とは日本大学芸術学部のことである。我が家の近くのこの大学が最近校舎を建て替えた。日大はご存じのとおり私学である。当然採算を考えている。
きっとせせこましいものになるだろうとお考えになるだろうか。 ところが完成してみると写真のごとく広々としかも街並に開放されたものになった。これによって、周辺の住環境も当然良くなった。学生たちの感度に対する鋭い感覚に基づく経営感覚が感じられる。 一方やはり我が家の近くに都の住宅供給公社が住宅を建て替えている。以前は木が鬱蒼と茂り住民のみならず近隣にとってもよい環境だった。ところが、ここに茂っていた樹齢50年以上のメタセコイヤやその他の広葉樹を一本残らず切り倒し、法律が許すぎりぎりまで敷地いっぱいこれまでの4階建てに代えて6階建てのアパートを立てている。名前だけコーシャ・ハイムと瀟洒な名前だが周囲の環境は大幅に悪化する。こういうのをKY(空気読めない)官僚の感覚というのだろう。 考えてみると都営銀行や都営交通など碌な経営をやっていない。 これも民間と官僚の感度の差を示す好例である。 日芸の新校舎 建築中のコーシャハイム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.11 21:44:13
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