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Headline News

2010.12.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
いつもだったら、10項目は書こうと思うのだが、
今年は何となく、いいニュースも少なく寂しい感じ。

個人的にはこれから書く内容が、今年一年の全て、
というような感じがする。

各界より訃報相次ぐ

何というか、今年は「絶対に死なない」というような
印象の人が次々に亡くなったような感じがした。

毎年訃報は聞くけれど、今年ほど「ウソだろ!?」と
思った訃報が多かった年はなかったような気がする。

この選び方自体が、不謹慎極まりないのだが、私が
個人的に「ショックが大きかった順」だと以下の通り。

1…玉置宏
2…池内淳子
2…谷啓
4…藤田まこと
5…古今亭志ん五
6…小林桂樹
7…池部良
8…コロムビア・ライト
9…大沢啓二
10…野沢那智


・1位は、何と言っても玉置先生だろう。

 小学4年生から今日まで、私が歌謡曲&落語ファンを
 やっているのは、この先生の影響以外の何物でもない。

 私は憧れるだけ憧れまくり、今では歌謡曲のイントロが
 聞こえると、私は条件反射で、どこでも司会をしてしまう
 ようになった(苦笑)。

 それだけ憧れた先生に、柳亭市馬師匠の力添えで
 お目にかかることができ、私のことを覚えて下さり、
 にぎわい座の帰り道で、家元や白山先生と共に
 声をかけてもらったことが、今でも忘れられない。

 お別れ会では、日本を代表する歌手と噺家が一同に
 会し、あの空間はそりゃ凄かった。

 余談だが、東京會舘は食べ物が本当においしかった。

 玉置先生、本当に有難うございました!

・2位は同率で二人。

 谷啓御大は、あまり具合が良くないという話(噂)を
 聞いてたが、池内先生は元気だとばかり思ってたので
 本当にショックだった。

 クレージーキャッツは、谷啓御大の逝去で、本当に
 終焉を迎えてしまった。悲しくてならない。

 そして、小粋なお姐さんであり、日本のお母さんでも
 あった池内先生の死で、正しい「ホームドラマ」も
 終焉を迎えたということなのだろう。

藤田まことという人にも、多大な影響を受けた。

 「剣客商売」の秋山小兵衛役は、強さと優しさと
 グルメ(?)と、或る程度のプライドがミックスされた
 素晴らしい演技で、池波作品を一回りも二回りも
 深いものにさせてくれたと思う。

 そして東海林太郎、ディック・ミネ、フランク永井、
 水原弘といった大先輩や友人の名曲を、あの美声で
 歌い継いでくださったことにも感謝したい。

 今頃、あの世で東海林先生に挨拶でもしてるだろうか。
 こんな素晴らしい役者、もう二度と出てこない。

・寄席の世界では、本当に大事な戦力を失った。

 志ん五師匠の高座は、「無精床」でも「浮世床」でも、
 熱演なんだけども軽い調子で、寄席の楽しさを存分に
 伝えてくれた。

 当たり前のように見ていた師匠が、急にいなくなる
 淋しさ。これは本当に辛い。

・「東宝マニア」として、9月・10月の大きな訃報は、
 本当に身を切られるほど辛かった。

 お二人とも歳に不足はないけれども、ずっと元気で
 古き良き「邦画全盛時代」を伝えてくれる生き証人!と
 思っていたので…。

 サラリーマン喜劇の文字通り顔だった小林桂樹御大
 
 文芸作品から特撮物、任侠路線まで、何でもござれの
 2枚目だった池部良御大

 特に池部御大は、あの軽妙洒脱なエッセイがもう二度と
 読めないのが悲しい。

・東京漫才の最後の大黒柱が倒れたのもショックだった。

 時事漫才で一世を風靡した「コロムビア・トップ・ライト」

 東京12チャンネルの懐メロ番組の司会でも、毒舌さと
 名調子ぶりは見事なものであった。

 不仲だろうが、やはり名コンビだったことに変わりはない。

 20年ほど前に喉頭ガンで声帯を切除、食道発声で
 講演等をされていたようだ。

 15年くらい前に、声が出るようになるまでの密着取材を
 テレビで見たことがあるが、本当に壮絶なものだった。

 大沢親分・野沢那智も、まさか亡くなるとは
 思わない二人。
 
 お二人の訃報を知ったときも、ドキッとしてうろたえた
 自分がいた。

 日本の芸能史にかけがえのない足跡を残された
 皆さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

 他のニュースは、また明日。





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Last updated  2010.12.31 00:05:51
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