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2018年01月30日
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 私は、宮城県亘理郡亘理町荒浜にて昭和62年より歯科診療所を開院しておりましたが、2011年に発生した東日本大震災では、自宅も兼ねていた診療所は、2メール余の津波に急襲され、全壊となりました。地域別(亘理町荒浜地区)としてみると約4500名の住民のうち約150名の方が亡くなっております。
被災直後、多くの住民が、西に移動しており、改修して診療所を再開することは、困難と判断し、移転を決意しました。当時、亘理町で全壊となりました歯科医院は、私の所だけであり、内陸に建てられた仮設住宅周辺には、既存の歯科医院が数件ありました。このため、公的仮設への申請は、断念し、費用のかかる私的な仮設となりました。
 半年後、仮設での診療を再開しましたが、医療費窓口免除の患者さんは、2013年3月に制度が打ち切られるまで60%程度あり、それなりに被災者の皆様にお役に立てたのではないかと思っております。その後、荒浜地区については、私が校医をしている小学校と中学校が3年目に、同じく保育所が、4年目に再開しました。更に、診療所の前にあった信号機も、復活し、まさに開眼!!5年目の3月には、隣にあった郵便局が再開し、行政より補助金の活用の話も出て、私も元の場所での再開を意識するようになり、5年目の7月にやっと実現できました。
 現在、行政主導の下、巨大な防潮堤と内側の堤防が、二段構えで、完成しつつありますが、避難路の確保や一般道路の整備等は、まだまだ不十分です。また、震災前と比べると町民バスの運行回数が、少なく、利用できる商店も数件しかありません。更に、無医村になってしまった同地区は、医療への不安も復興回復を遅らせていると思われます。実際、仮設撤去後、地元に完成した集合住宅の入居率は、悪く、住民は、まだ4割程度しか戻っていません。せめて歯科だけでも回復し、地域医療の一助になれば幸いと考えて、やっと1年半が、経ちました。確かに多くの被災地で、住民が少なく、経営的に再開を躊躇される医院の話もよく聞きますが、時に集会場のようになる待合室の笑い声が、何よりも代え難い贈り物のように感じられます。今後も診療を続けながら、被災者の目線に立ち、情熱を持って地域の復興を見つめていきたいと気持ちを新たにして、7年目の春を迎えようとしています。
                                                     (新医協の新年号に掲載)






Last updated  2018年01月30日 11時31分57秒
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