まみむメモ

激走福岡国際マラソン
北京オリンピックの代表が決まる福岡国際マラソン。有力選手、外国招待選手、そして有望視されている新人など各ランナーの思惑が錯綜する。そのなかで実力がありながらペースメーカーとして出場する市川。彼もまたこの福岡にひとつの思いを持っていた。レース途中に、有力選手の死亡事故があったが(それは殺人なのかまた事故なのか。先導する白バイの警官が、その謎に挑戦する)、白熱のレースは続く。モノローグのように、各選手の過去が綴られ、次第に謎が明らかにされていく。勝負はトラックまでわからない。そして最後の直線100メートルの激走がその答えを出した。


タイトルも地味だし、ミステリとしてどうなんだ？と思っていたら・・・　いやー、これは面白かったですｗ
大して期待してなかった分、いい意味で裏切られてラッキーでした。

誰が優勝するか最後まで分からないですし、それにミステリの要素が絡んでくる展開は素晴らしいの一言ですね～。
最後で謎が明かされる訳ですが・・　いやー、これは驚きました、はい。
レースの行方に熱中しすぎたかな？ｗ

スポーツ好きな人にはもちろん、そうでない人にもオススメの作品です！