ラテンな駐在妻日記

2006/11/01(水)23:43

メキシコのハロウィンをふり返る

メキシコ 風景と行事 祝日(47)

今日はハロウィン パナマも8~9割がカトリックの国なので、ハロウィンの行事もあるのですが、 ぼちぼちお店に並び始めたクリスマス用品にしても、ハロウィンにしても、 気合の入れ方がメキシコに比べると甘いっ!!!! メキシコはほんとお祭り好きというか、やることが派手でしたが、 それに比べると、パナマはほんとに地味。 そしてメキシコは、ハロウィンの飾りと11月2日の死者の日の飾りが ミックスされて、この時期、街中は独特の雰囲気を醸し出していました。 そういう土臭さがないパナマで、そんなメキシコのこの時期が懐かしいなぁ~、と、 すでに私の日記代わりになっているブログの去年の記事を繰ってみたのですが、 なんと、そんな風景を紹介してないじゃないですか! それもこれもあの頃、住んでいた地域での行事を紹介してしまうと面が割れちゃう、と、 思っていたのと、「来年もある。来年のブログ用に取っておこう。」との思いから。 でも1年経って、すでにメキシコでもパナマでも相当、面は割れ、 来年があると思っていたのもなくなり、1年前のあの思いは全て無になってしまったので、 今日はそんな、去年、一昨年過ごしたメキシコのハロウィン~死者の日の風景を、 突如、ご紹介します。 私が住んでいた地区では、10月末の週末のある夕方、ハロウィンの行事が開かれました。 大人も子供も、けっこう気合が入ります。。 私は、日本にはないそんな行事がおもしろくて、日本人の子供たちについてまわってました。 (もちろんお菓子はもらわないけど!) どこかのテーマパークではありません。↓ メキシコの我が家のご近所の、実際に人が住んでいる家にこの飾りつけ。 一昨年(2004年)の映像です。 同じく、ご近所の家。↓ 手前のピンクと白の切り紙は、「死者の日」の飾り。 奥のオレンジと黒の飾りは「ハロウィン」の彩りですよね。 いかにもメキシコらしいミックスバージョンです。 庭先の木にはガイコツ(カラベラ)がぶらさがり、 出窓に切り紙がたくさん貼られ・・・・・・・ そんな飾り付けをしてある家を狙って、子供たちは廻ります。 お菓子をもらう時、スペイン語での決まり文句は ! Queremos Halloween ! ケレモス ハロウィン! メキシコ人に負けじと、日本人の子供たちもがんばります。↓ ご近所の子供たち。元気にしてるかなぁ~ 魔女にプリンセッサ(プリンセス)・・・・・・。 で、迎える大人たちも気合が入ってます。 ドアを開けると、目がランランと光ったガイコツと、魔女に扮したおばあさんが 出てきたら・・・・・・・。 大人でも怖いよぉ!!! 小さい子供はさすがに泣きます。 お菓子をもらいたいのと、怖いのとの葛藤で、もうタイヘン メキシコ人の仮装は、連れて歩くお父さんお母さんまで気合入ってます。 外から見える出窓や窓の飾りも、気合が入ります。 ガイコツに切り抜いた切り絵に、かぼちゃの灯ろう。 大きなマリーゴールド(直径5~6cmある!)と、ケイトウの花が、 死者の日の花です。 アパートの玄関前の床にも、こんな凝った祭壇が。 マリーゴールドが敷き詰められた祭壇。 久々に、メキシコ時代を振り返ってみました。 ほんと土臭い、けど、今となってはそんなゴチャゴチャとした感じが、 メキシコの良さだったんだなぁ・・・・・・と。 さて、パナマで迎えた今年のハロウィン。 今日、パナマの私の住むアパートの子供たちも仮装してTrick or Treat ! (何故か英語!) と、各部屋を廻っていました。 我が家はお菓子も用意していなかったので、その目印(?)のドアの飾りつけも していなかったのに、それでも子供たちは片っ端からチャイムを鳴らしてます。 かわいそうだから、今日の夕方以降は、息を潜めて居留守 来年は、お菓子用意してあげましょう ☆☆☆ 去年のハロウィンについては、こちら。 ☆☆☆ カトリックの「お盆」、メキシコの死者の日の様子は、こちら。

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