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カテゴリ:ご近所付き合いは大切
私は、親しくさせてもらっていたひとつ年上の先輩がいた。
片思いしていた時、失恋した時、深夜に電話くれて私の気持ちを聞いてくれた。 家が遠いのでメールとかが多いけれど、とても大切にしていた友人であった。 ある時に、改宗したと教えられた。 新興宗教じゃなく、日本じゃメジャーな宗教で特になんとも思わなかった。 今思うと、その頃から彼女の考えが分からなくてなっていたような気がする。 宗教のせいではない。彼女の中に大きな空虚感が生まれ必死に埋めようとしていたのだ。 どんどん、知らない世界に行ってしまう先輩。 私のことをこんなにも大切に思ってくれている人なのだからと 見て見ないふりをしていたのである。 突然お見合い結婚し、ますます彼女はおかしくなった。 私は携帯の電源を切らないで寝るので深夜にメールされると起きるから 昼間にくださいと言っても、授乳中にメールしてくるのか朝3時4時。 何度もお願いしているのに、いっこうに改善されないから 自然と私もメールしなくなってしまった。 絶対にうつ病だったに違いない。 はたから見ると何不自由ない奥様をしている友人。 いつも私とダーちゃんが羨ましいと言っては応援してくれた。 彼女は、自分の満たされない気持ちを宗教に求めた。 宗教は、人の心を豊かにするものだから正しい選択をしたのだと思う。 しかし、彼女が一番ほしかったのはご主人からの愛だったのである。 でも、その時の私には彼女の本当の孤独に気づけなかった。 数ヶ月前に他の友人を交え彼女に会うことができた。 何も聞かされないで行った私、彼女の変貌ぶりをみてしまったのだ。 マルチ商法にはまり、純粋な彼女は一生懸命に説明している。 私は、その会社を知らなかったのだが、誰に聞いてもネットで調べても 問題ある会社であった。 子供がいても、仕事を持っていてもビジネスができると言うのだ。 「ビジネス」って素人の好きそうな言葉じゃないか? 私は正社員の仕事でも、ビジネス論は語れないわ。(笑) 自分の可能性を信じられるようになった。 この会社は本物だとか、色々と・・・。 洗脳されていた。 神様だけでは、彼女の心は満たされなかったようでマルチ商法にまで手を出した。 私は大切な友人を失いたくないから、皆が彼女のメールを無視しているなか 友人間でお金の絡む関係を今後もする気はないときっぱり言った。 でもね、勧誘しているんじゃない、伝えているのそれが 良い商品が広まるなんやらかんやらと言うのである。 ダーちゃんには、メールするのは止めないと言われた。 いくら言っても、みあるの言葉は今の彼女には届かないと。 でも、真実を見たくない私は、大切な関係を壊したくないから 私にその話をするのを止めてほしいとお願いした。 でもでも、頭の片隅に覚えてくれればいいと。 私、ぷちーーーーーーーーーーーんと切れてしまったのだ。 止めてほしいと頼んでいることを、なぜ止めない。 伝える権利もあるだろうが、聞かない権利もあるだろう。 それを伝えても、私の言葉は届かないって悟ってしまった。 全ての連絡手段を断ち切ろうと決意してしまった。 ここ4・5年ずっとおかしいと実は知っていたのだ。認めたくなったのだよね。 私は、こんな風に強引にされるのは一番嫌い。 近所にあまり日本では評判がよろしくない宗教の大幹部さんがいる。 でも我が家は、興味ないと伝えているので一切の勧誘なんてなかった。 みある家の一番仲良し近所さんだ。(全然関係ない話だけれどさ。) 携帯メールの受信拒否ってどうやったらできるのか説明書を見ても分からない。(笑) だって今までそうしたことないからね。 ダーちゃんは、あからさまにそこまですることないでしょ?と言うけれど。 私が怒っていると伝えるには、これしか伝わらない!!!っとムキになる私がいる。 あまりのイライラから頭痛薬のお世話になってしまった情けない私だ。(笑) 私がもっと大人なら、バカだなって見ていればすむのだろうにね。 いずれ洗脳がとける時を待っていればいいのだろうにね。 私は、いつ連絡が来るかもしれない洗脳メールを待つのが めちゃめちゃ苦しくなったのだ。 でもね、いつかまた仲良くなれることを望んでいるのだ。 早く帰ってきておくれよ先輩。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.25 23:49:37
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