大石シュウの土佐日記

今日は朝から空路新千歳まで移動後、「ヤンキー先生」で一躍有名になった北星余市高校とその近くにあるひきこもりの若者を対象とした自立支援塾「ビバ」へ。

特に自立支援塾は今度黒潮町に出来ることもあって興味深く見せていただきました。
印象に残ったのはビバの若き施設長斉藤さんの、「ここは福祉施設ではありません。教育施設です。」との言葉。

引きこもりの一番の原因は、教育の問題。
今までの学校教育では「生きる力」を教えてこなかった、それを補完していたのが家族であり地域社会であったが、それが崩壊した今こういったことが起こったのだ、との話がありました。
青年会議所や商工会議所にも所属し経営者とも深く付き合いながら斉藤さんは、若者の就労について新たなチャレンジをしていました。
他人事ではありません。
労働市場も国際化が予想されるこの先、日本という国家を支えるべき社会人としての心構えは必要です。
家族や地域社会が崩壊しつつある今、取り組まなければならない課題は数多くあります。
斉藤さんの挑戦にエールを送りたいと思います。