定年退職者の日々是好日

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• マイ企画２件

  病気をしてから、自ら企画して他人を集める行動が少なくなり、比較的受け身になっていたが、この1カ月間に２件の「マイ企画」が実現した。１件目は「上高地～散策とグルメの旅」だ。移動は、長野駅発着の直通バスを利用し往復する。昼食はバスの往復券についてくる割引券を使ってホテルでフランス料理。おやつは有名店のケーキ。散策コースは、大正池から河童橋まで梓川沿いに歩くというものである。数人の参加希望者を得て行ってきた。ケーキ店は混んでいて入れなかったが、後は予定通り。時々青空も見えたから、この時期としては最高だったかもしれない。穂高連峰、焼岳、残雪、梓川、清らかな水、若葉、可憐な植物、美しい景色、昼食と高いワイン、最後はビールで乾杯。すばらしい1日だった。２件目は「私がコース設定した松本市街地ウオーキングと地元在住の旧社員との宴会」だ。こちらからは３名が特急列車に乗って松本駅へ。駅前をスタ－ト・ゴール地点として７キロのコース→時計台公園→源智の井戸→深志神社→あがたの森公園→伊織霊水→ナワテ通り→松本城→旧開智学校→松本駅結構良いコースだったと思う。日本名水百選に松本市街地が選ばれた通り、湧水が多いのには驚いた。そのたびに水を飲んでみたが、元気も湧いてきた。終盤はいささか疲れたが、喫茶店で１時間ほど休んで臨んだ宴会は、地元の2名が加わって、楽しく、懐かしい話ができた。仕事を忘れて、リフレッシュする時間が持てたことを嬉しく思い、また同行の先輩、友人に感謝したい。

  2010.06.29

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• パソコンを買い替えた

  気温が高くなるにつれて５年経過した我がパソコンはフリーズすることが多くなった。原因は何かが災いしてＣＰＵが過熱するためと思われる。最近では１０分ともたない。今は製造していないだろう部品を調達し、分解して直すという気力は持ち合わせていないため、あっさり買い換えた。ＯＳはもちろん「Windows７」である。１週間前の月曜日に入手してから、毎日少しづつ設定作業をしてきた。１日目はディスプレイ装置、キーボード、マウスの接続と基本設定。以降、インターネット接続、メールの設定、プリンター接続、ドライバーの設定、・・・行うべきことが多いが、新パソコンのサクサク感を楽しみながらやってきた。しかし、ここ２日は、思わぬ難題で頭を悩ませている。今まで使っていたソフトが「Windows７」には対応していないのだ。私はホームページを開設しているが、今さらＨＴＭＬ言語を直に使う気にはなれない。と言ってWindows７対応版のソフトは相当に高い。また、スキャナ装置もWindows７に対応していなかった。デジカメの編集ソフトも使えない。良い機能のソフトがプレインストールされていたが、今までの膨大な写真の編集結果を見ることができない。データの移行もこれからだ。外付けのハードディスクを介してやろうと思うが、その装置もこれから購入する予定だ。すべてが解決するまで気が晴れない。最近はストレスが多いので、よりすっきりしない日が続く。

  2010.06.27

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• 運転免許返納申請

  私のことではないが、付き添いで警察署まで行ってきた。 「運転免許返納申請」は、高齢になってもう運転をしないとか、大型車は運転しないので大型免許だけを返納したいというような場合に申請する手続きのことを言う。 本人が行かなければいけないので、３人がかりで連れて行ったわけだが、無理もないが手続きが面倒だった。 まず窓口の人に、私が何と言っても聞いてもらえない。 あくまでも「本人が」返納する意志があるかを確かめるのである。 そして、申請書の作成だが、これも「自筆」である。 せかせずに、本人が書くのを覗き込む。間違っていてら、すぐに指摘する。 やっと終わったと思ったら、もう１通必要であった。 今までのは「返納する」申請で、今度のは「運転経歴証明書」を発行してもらう申請だ。 それが終わって写真撮影。これも移動がたいへんなのだ。 さらに郵送用の宛名書き。 すべて終わるのに１時間くらいかかった。 後で聞いてみたら、こういうケースの場合、ほとんどの人は有効期限が切れても何の手続きもしないで自動失効するのだそうだ。 失効してからでは、「運転経歴証明書」は申請できない。 これをもっていると身分証明書にもなるし、タクシー代が1割引きとなることを私は知っていたので、実行したが、’やれやれ’である。 まあ、自分の思ったことを成し遂げたという達成感もあるが。

  2010.06.04

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• ついてない

  平日の昼食は、たまに同僚と外食をするのだが、きょうはその日で、ビルを出る時から’強い意志’をもって蕎麦屋に行こうと決意していた。 １ケ月ぶりに他市を中心とする老舗チェーン店に行ってみたら、何と「閉鎖」の看板がかかっていた。 美味いけれど、私が思う理由のせいかいつも空いていたので、いつかこの日が訪れるとは思っていたが、早くも店じまいである。 しかたがないので更に歩くこと７分。ここ５年間では、昼休みに来たことがないほど遠くの蕎麦屋の入口前まで来た。そうしたら入り口に「３日間臨時休業」の張り紙があった。 額には汗がにじんでいる。もう昼休みの間には帰れないかもしれないと思うながら、３軒目の蕎麦屋を目指して足早に歩いた。 ３軒目は混んでいたけれど、店員の案内で空席に座ろうとしたその瞬間、なぜか同僚に袖を引っ張られた。外に出るまでわけが分からず、大きな声で「どうしたの」「エー？」を繰り返した。説明されて納得したが、相手に気付かれていれば失礼であり、身が寒くなった。 歩くこと２０分、４軒目の蕎麦屋でようやく落ち着いたが、ついてない日だなあと感じた。 更に、午後は最悪だった。 これは「ついていない」という現象ではなく、腹立たしい時間を過ごすことになった。同僚からは「だいぶ興奮していたようだね」と言われたが、どう考えても私が言っていることの方が数段上だ。 おこがましいにもほどがある。気遣いが無い。私が最も嫌うことである。

  2010.06.02

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• 五月病

  最近パソコンの調子が悪いので、人間社会になぞらえて「パソコンが五月病」というタイトルで書こうと思っていたら、ここのところ私自身の調子も非常に悪い。まずはパソコンの方から。１週間程前に、突然、メールの「受信トレイ」が消えた。復旧しようと思って、原因、対処方法などを調べていたら、今度はパソコン本体の方がフリーズ。画面全体が縞模様になって前へ進めない。電源を強制的に落として再立ち上げをすると暫くは使えるがまた同じ現象になる。これの繰り返しだ。突然に来て、しかも頻繁だから大変にストレスが溜まる。「受信トレイ」の方は、バックアップファイルを見つけて本日復旧できたが、時々起こるフリーズ現象は直っていない。私の方も、フリーズまで行かないまでも、気力が落ち込み状態。5月に入ってからだから、まさに「五月病」だ。こんなことは今までに一度もなかった。原因はわかっているがここでは書けない。それが影響してか、当ブログも今月の更新がやっと２回目だ。なんとか立ち直りたいものである。

  2010.05.23

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• ゴールデンウィークはカレンダー通り

  ゴールデンウィークは極力休んで連休を多くするようにと言われたって、月末月初の仕事がいつもどおりに有るのでは、なかなか休めない。今年もカレンダー通りの勤務で特別な休みを取らなかった。といっても休みはたくさんあるのだからムダにはしない。まず２９日はプールへ行った。場内アナウンスで、「連休中は混雑してご迷惑をかけます。」と言っていたが、相対的に人が多いような気がするものの、都会に比べたら空き空きしている感じである。いつもよりちょっと多めの３,０００メートルを歩いたり泳いだりした。前後で１．８キロも減ったのは驚きだった。５月1日は何年かぶりにミズバショウとご対面。こういう場所は、やはり心がウキウキする。ミズバショウ、リュウキンカが満開で、ニリンソウが咲き始めだった。帰りに有名な蕎麦屋に寄った。蕎麦に加えて山菜の天ぷらも美味しい。２、３日は実家の畑仕事。慣れないものだから、今でも体が変。４、５日は自宅でダンベルを持ちながらの大リーグやＪリーグのテレビ観戦と読書、自宅の草取りなど。健康、観光、農作業、趣味、美味、・・・仕事からしばらく離れた反動が恐い。

  2010.05.05

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• お血脈（けちみゃく）

  久しぶりに志ん生の落語ＣＤを買った。地元「善光寺」が出てくる「お血脈（けちみゃく）」という噺が収録されていたからだ。 内容を簡単に書くと以下のようになる。最近地獄へ落ちて来る人が少ない。そのため地獄はほとんど開店休業状態。今では、針の山も公園になっているし、血の池には鯉が泳いでいるし、若い子も多い。それなのに人が来ないのはどういうわけか。原因を調べたら、信濃の善光寺に「お血脈」というハンコがあって、それを額に押してもらうと、どんな悪人でも極楽往生するという。そのため、みんな極楽浄土に行ってしまって地獄へは来ないということがわかった。地獄ではそのお血脈を盗んでこようということになって、・・・・「落ち」もたいへんおもしろい。「お血脈」が今も善光寺にあるかと思ったら、ハンコではなくお札のようなものがあるようだ。また「極楽」のパスポートセットも売っているようで、地元の再発見をしたのと、商魂のたくましさを併せて知った。

  2010.04.21

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• アクアビクス

  新年度開始という、大げさに言えば’荒波’が少し治まったので、カラダも少し休めることにし、有給休暇をとった。小諸懐古園に行ったが、桜見物にはまだ早かったので早々に温泉プールへ行った。一般客は私の他に一人しかいなくて少し照れくさかった。同時に開いていたのは水中ウオーキング教室だ。中高年の女性数人が先生の指導のもと、変形で狭いプールを歩き回っていた。このプールは泳ぐというより、水中運動が主である。また、いたるところに水流のジェット噴射装置があり筋肉をほぐしてくれる。私は、端でストレッチ運動をしていた。しばらくしてアクアビクス教室が始まった。参加者は十数名の中年女性。プールサイドに立った先生の動きに合わせて、３０分間、水中でひっきりなしに運動をしていた。私はそれを傍目に見ながら、マイペースでアクアビクスもどきをやっていたが、同じ運動量はとてもできなかった。まともにやれば相当にダイエット効果がありそうだったが、生徒の中には効果があったと思われる人がひとりもいなかった。後で自分の中で訂正したが、「効果があった人は卒業した」のであろう。

  2010.04.19

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• 週２日目標の休肝日に助っ人現る

  ここ数年、週２日の休肝日（アルコール無しデー）を設けることを目標にして、記録もつけている。 しかし、達成するために苦しい週が時々ある。我慢することになるわけだが、これは逆に身体に良くない気がする。 そんなとき、ある新聞記事を読んでニタッとなった。 休肝日用にピッタリのノンアルコルビールが発売になったということだ。 その名は「キリン　休む日のAlc.0.00%」。 単にアルコールが含まれていないということだけではない。 オルニチンというアミノ酸が「しじみ９００個分」含まれているということである。 オルニチンは有害なアンモニアを分解する作用があって、解毒作用など、肝臓のさまざまなはたらきを助け、疲労回復にもなるというから、「休肝日」もできて、まさに一石二鳥だ。 きょう早速買って来て、飲んだ。 ビール通からいえば、ちょっと炭酸系が強いかなと思えるが、「休肝日」を作るのには相当貢献しそうだ。 いいものが発売になった。

  2010.04.18

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• 真冬に戻っても心身とも温か

  近隣の平野地域に遅れること約半月。盆地の当地もようやく桜の花が満開の時期を迎えた。 ところが今朝窓を開けてみると地面に雪が張り付いている。道路に雪はないものの、気温の低さもあり冬に戻ったような感じだ。 気象庁の発表だと積雪７センチで、４月後半の積雪は当地では４１年ぶりのことだそうだ。 そんな中、今日は会社の同僚と日帰り温泉へ行った。 行く途中、車窓からは満開の桜の花と地面の雪というめずらしい組み合わせが見えた。 かつての自分なら、車を停めて写真撮影に夢中になっていただろう。もう、カメラを持って行こうという発想すらなかった。 露天風呂から遠くの山の雪景色をじっくり眺めた。 湯船のまわりには花が咲いている。 いい景色だ。 そして、大広間で、人数は少ないけれどたっぷり宴会。 近所を散策した後、もう一度風呂に入って引き上げた。 外は低温と冬化粧で寒かったが、心身ともホンワカ温かい１日だった。

  2010.04.17

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• 「毎日色々」に新年度分が加わります。

  毎日、色々な出来事があり、色々感じることがある中で、新年度になると更に色々なことが加わる。良くも悪くも、精神的肉体的に揺さぶられる。簡単に書いておこう。４月１日：入社式・・・幹部として列席していたのは昔のこと。理解しているが気持ちは正直だ。同日：給与辞令が出る。複雑な思いだ。４月３日：新車に乗って実家へ・・・自分が金を払って買っても運転できないもどかしさ。これも正直な気持ちだ。４月５日：飲み会・・・気の合った同僚の集まりだけに気が安らぐ。前日までのストレスは充分発散。４月９日：会社の新人歓迎会・・・あらかじめ各テーブルに１人づつ座っている新人の内のひとりの隣に座って会話。しかし、その内の何人かは必ず私の部下になった以前と違って、ここだけの付き合いになる可能性が高い。会費分だけは飲食して途中で引き上げた。４月１０日：妻に運転してもらって’春発見’の旅。指定して行った場所のアンズは満開だった。雪の北アルプスも見えた。これで、１０日分のストレスはクリア。さあ、来週から、また頑張ろう！！障害のカラダにムチ打って！

  2010.04.11

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• 歌の力

  先日同僚に録画してもらった「地震カミナリ火事オヤジ」（ふるさときゃらばんのミュージカルで、本物は2年前に観ている）を見て一感動した後、テレビ画面はたまたまＮＨＫになった。放送していたのは「私を支えた”歌の力」という番組だ。そのままのめり込んで見てしまった。いろいろな実話を紹介して、当人達も出演していたが、ある夫婦がとても印象に残った。 プロポーズに歌を送ったということだ。それは新沼謙治の「嫁に来ないか」である。女性の返事が振るっている。3日３晩考えたそうだが、チェリッシュの「決心」という曲だ。歌詞の中に「結婚します　この人と～」と出てくる。自分なら直接言うだろうが、還暦を迎えたというこのご夫婦。なんともほのぼのとしていていい感じだった。子供が都会の大学へ出て行くと、さだまさしの「案山子」が出てくる。「元気でいるか　街には慣れたか　友達できたか　寂しくないか　今度いつ帰る～」という曲だ。そして今は、「柚子」とういう曲。これは私は知らなかったが、「～ねえ　今　1日だって　おまえより長く生きてやる気でいるが　ねえ　もし　もしもだよ　あっけなく俺が先に逝ったとしたら　ごめんな～」涙が止まらなかった。

  2010.04.04

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• やはり1日がかりだった

  昨日の機構改革に伴う’社内移動’はやはり1日がかりだった。 ノーネクタイの作業スタイルで平日出勤したのは入社以来初めてだ。 前の日に行なった自分の荷物のダンボール箱詰めだけで既に２時間弱を要している。 ３１日は朝から業者も加わっての引越しだ。 しかし家庭の引越しとは違って、同じビルの中で、行き先も同時に動き、しかもひとりづつ行き先が違うのだから難易度が高い。 おまけに、社内のエレベータや階段は１か所にしかないから、’一方通行’というわけにはいかない。考えるほうも大変だったと思う。 机とダンボール箱は業者が運んでくれるので、社員は椅子とパソコンだけ持って行けば良いのだが、私は、持てても落としたり、転んだりする危険性があるので、皆、同僚にやってもらった。 ありがたいことでもあるが、哀しいことだ。 午前中に机の移動が終わり、午後は自分の引き出しへの荷物入れやパソコンの再設定やらで、全て終わったのは夕刻だった。 このフロアは数年間過ごしたことがあるが、場所が違うので景色が全く異なる。久々に人の多いところでびっくりした。 慣れるまでに時間がかかりそうだ。

  2010.04.01

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• さあ、どうやって生きよう

  病気によって方向変更を余儀なくされた「私」の再出発の記です。　　本日、日記初登場です。退院はしたけれど・・・今までと違う自分がいる。思うように歩けない。車も運転できなくなった。もともと、野山を歩き回るのが好きだっただけに・・・今は、通勤で歩くのもつらい。楽しみをどこに求めれば良いのだろう。今は、真っ白。これから新しい自分創りの旅が始まる。

  2004.12.27

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