M’s Life

2005/09/24(土)17:58

「AQUA(1)」 天野こずえ

マンガの感想(17)

なんていうか既に、10回くらいは読んだけど、全然、飽きない。 あらすじ 西暦2301年、惑星改造によって生まれ変わった水の星「アクア」。 その観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、 ウンディーネ(水先案内人)を夢みてマンホーム(地球)からやってきた15歳の少女、 水無灯里を主人公に優しくてちょっぴり切ない物語が広がります。 私の好きな漫画といえば、「エマ」、「GUNSLINGER GIRL」の二つをまず先にあげますね。 「エマ」は、メイドと貴族の恋愛を描いた作品で、「GUNSLINGER GIRL」は、少女が銃を片手に戦うアクションと、二つの作品にはジャンルに共通点がありません。 ただひとつあげるとすれば、 風景描写が実に見事という事でしょう。 という風に、私は、描写が綺麗なマンガが好きです。 ライトノベルなんかも、ほとんどイラストの良し悪しで決めてますから。 で、馬数翔のDairyTimesさんのレビューを見て思わず買ってしまったのが、ARIAという作品です。 ちなみに、AQUAは、ARIAの前の話になっていまして、2巻まで発売しています。 雑誌の廃刊とかさまざまな事情があるんですよ。 感想を書くのが面倒なので、コレとコレを読んで頂けばいいのですが、 絵が動いているという表現がしっくりくるような実に見事な作品です。 もうね、凄いという一言に尽きます。 言葉では表し切れないような描写がなんともいえないですね。 AQUAの1巻で言うならば、地球からやってきた、ヒロインの水無灯里が、水先案内人の見習いから、半人前になる話でありますが、どちらかといえばまったりとしており、なびく風、透き通った水、幻想的な光の表現が実に見事に描かれており、そんなまったりとした物語を映えさせていると思います。 最近よく言う、癒し系ってやつですか? むしろそんな単純な一言で片付けるのが勿体無いというか、おこがましいというか、なんかこう、とりあえず、萌えると書いておけば良いやみたいな、あんちょくな一言で片付けたく無い作品であります。 そんなこんなで、一気に気に入ってしまい、全巻購入決定してしまいました。 とにかく、「エマ」、「GUNSLINGER GIRL」に続いて、何回読んでも飽きないむしろ、気分転換に読むのにぴったりの作品ができてうれしい訳であります。 <参考> TVアニメーション「ARIA The ANIMATION」公式サイト AQUA(1) 著者:天野こずえ 出版社:マッグガーデン 発行年月: 2003年10月 サイズ: 本体価格:552円 (税込 579 円)

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