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海外の作家や学者の書いたものを翻訳で読むと、いらいらした経験はないだろうか。翻訳者が悪いのではなく、彼等の書いたものに原因がある。 彼らの著作に共通するものは、書き方がくどいこと、前置きが多いことだ。ギリシャ神話になぞらえた話など出てくるとその部分は飛ばしたくなる。事例が一つ二つではなく次から次へと出てきてうんざりする。 それでも日本人のものにはない構想の大きさ、切り口の新鮮さがあることは確かで、我慢して読み続けることになる。日本人のものを外国語に翻訳して出版した場合、外国人はその簡明な書き方に物足りなさを感じるはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.05 09:07:53
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