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2021年06月06日
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カテゴリ:ニュース
興味深いニュースがありました。


議論を呼ぶYouTubeプレミアムのテレビCMから考える、動画広告の未来
https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20210606-00241597/


確かにYouTubeは広告を出すことでお金を稼いでいますが、広告出稿は景気の影響を受けやすいという弱点もあります。
それをYouTube Premiumの契約を増やして月額固定の収入として景気の上下にかかわらず安定した収入源にしたいという思惑も分からないでもないです。

ただ、Premium導入以前のYouTubeは確実に広告主だけのためのものになりつつあったので、ユーザー側の利便性を高めることで広告を出さないというPremium(実はYouTube Musicも付いているからそれだけではないけど)は広告主と視聴者のどちらの意見も取り入れたサービスなのではないかと思います。
Googleとしては広告頼りのビジネスを多少改めたいと思っていたのでしょうから、多少の広告主の反発は予想していたと思います。
広告主側は「お金出しているんだから最大の露出をしろ」という意見があってこういう記事が出たんだと思いますが、これは不景気が続いて広告主側が力を持ちすぎた現状を受け入れ過ぎていると思います。
そもそも集客力があるから媒体として広告を出すのであって、Premiumで広告が全然でないのならともかく、広告出稿数があって効果があるのなら広告主として文句言う筋合いはないでしょう。
ネット広告は再生回数なども数字が見えます。テレビや新聞のような適当な数字ではありません。(新聞の発行部数は押し紙込みの水増し数ですし、テレビのGRPもごく一部のテレビ取り付けた機械の集計で実際に見ていなくてもテレビが点いていれば計上されるものです)

なので、このことが「議論を呼ぶ」のは広告主の定性的な(はっきり言えばなんとなくな)不満だけを取り上げた場合であって、YouTubeの視聴者からしたら「広告主にはお金がかからなくなるんだから文句言われる筋合いないでしょ?」だし、YouTubeから広告再生回数によってお金をもらっているYouTuberとしても「今までと同じ仕組みでお金もらえるならもんだいないよ」なのではないでしょうか。

不景気で広告を出稿する会社の力が強まっていたからこそのこういう記事、これも広告主に受けがいい記事ですから次のお仕事につながるのかな?

動画広告をコンテンツ化すべきといった方向性も出していますが、ほとんどの企業はそうしたくてもなかなかできていなかったということではないかと。
「コンテンツ化する」って、莫大な資金力がいるんですよ。企画にもお金かかる(単発ではなくシリーズの企画を立てることになる)し、撮影も長く多くなるし、媒体に出し続けるにもすごいお金がかかります。同じ属性の視聴者に続けて見せないといけないから、一度始めると他の安い時間帯・番組に簡単に変更もできないし。
そういう部分をほとんど考慮せずにこういう記事を書かれると、「簡単にそんなことを言われてもねぇ」と思ってしまいます。

そう考えると、シリーズものではauの昔話シリーズが成功例ですかね。
単発ものでは少し古いですがタケモトピアノやイナバ物置などの同じパターンを繰り返すCMはそれなりに印象に残ったりしていました。(最近テレビ見ないので最近のはよく分かりません)

ただ、もう一つこれらの解決方法があるといえばあります。
JASRACつぶせばいいんです。
屋外広告(デジタルサイネージ)とかで動画流すのにネックになるのがJASRAC。
ちょっとしたところで音楽を含めたCM流すとかもJASRACから刺されます。
街の中には音楽や映像があふれているくらいでいいと思うのですが、日本はJASRACにやられて音楽が死に絶えてしまった感があります。
かの団体はつぶしてしまって、もう少しまともな団体を作って「世の中に音楽や映像があふれる仕組み」を広告代理店や放送業界各社が作れば、CMをYouTubeやテレビでは見なくても、街中で見かけてそれをネットで探して話題にする(SNS拡散)といった広告出稿も狙えるんじゃないかなと思います。
今は広告で収益を上げていた団体が力を持ちすぎて完全にコントロールしようとしたらネットに視聴者を奪われているという状況になってきました。
そもそも媒体として嘘や捏造・偏向が酷くて価値が落ちているという面もあるのですが、広告が流れるルートを独占しようとしてネットに対応することを怠って(ネットがそんなに力を持つと想像できておらず、攻撃することでなくそうとしたものと思われます)コントールできなくなっているという面もあろうかと思います。
テレビもひどいもので、地上波とBSとあるのですが、BSは地上波の会社が寡占していてチャンネルが増えたのに全然魅力的な番組を流させません。地上波の視聴者流出を食い止めるために地上波の会社がみんな抑えちゃったんですよね。
ということはテレビという媒体全体の魅力が落ちる=視聴者離れにつながる、ということです。

ダラダラ書いてしまってすみません(^-^;

結局は、動画広告は今後多少広告制作の費用が安価になっていく(機材の低廉化・製作可能なスキルを持った人材の増加など)で制作本数が増えていき、さまざまな媒体で流れていくと思います。
ただ、その多くはネット広告なのかなぁと思います。
新しいサービスを有料契約する前に見るとか、時々しか利用しないサービスで見る(有料契約しないので)とか、無料サービスで見るとか、面白いと話題になってSNSで見るとか、いろんなルートで見られることになるんだろうと思います。
もちろん巨大な視聴者群を持つYouTubeもその中の一つとしてあり続けるのだと思いますし、まだしばらくはテレビを見る層もある程度残ると思いますので、資金力のある企業がそこに広告を流し続けるのだと思います。





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最終更新日  2021年06月06日 22時32分35秒
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