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夜なべをして作った干し柿が甘くなってきた。
青春時代のようだった表面がしわくちゃになり色も変わって しまったが 唯一甘くなった。
太陽さん 風さん気温の変化みんなが協力して 渋い柿を甘くしてくれた。
すきを狙ってカビ君が寄ってくる
だめですよと 火だなにつるして表面を乾かす
それが終わると 藁の寝床で一休み
ふたを開けるとお化粧をして待っている
ますます甘く微笑んで
ぱくりと 胃の中へ
そして土に帰る
人性のドラマのようである
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