2007/11/14(水)07:46
田舎町も楽しめる
おととい田舎町に行った。
田舎町は何も無いから・・・というが、外国人の目からするとお国柄が如実に出ているので
町を見ているだけで面白い。
例えばこのソンブレロ(大きな帽子)をかぶった銅像↓
日本ならチョンマゲの侍を置くところだろう。
お国柄が出ている。
町並みもまさに映画などでみたイメージどおりのメキシコ↓
この町のどこかの酒場で、アントニオ・バンデラスがポケットに銃をしのばせ酒を飲んでいるに違いない。
夕暮れ時になると家の前で夕涼みを楽しむ人たちが多い。
ハンモックに揺られながら奥さんとおしゃべりしている老人も優雅だ。
日本のサラリーマンで、老後ハンモックに揺られて夕涼みができる人が何人いるだろうか?
と日本の行く末が心配になる。
一人ギターを弾く若者もしぶい。こんな生活をしていたら絶対不良にならない
感じで情操教育に良い。
坐りながら寝てしまった老人も数多く見られる。
大半の人は何をしているかというと、“ただ坐って車が通るのを見ている”。
要するに「やることが無い」という感じだが、大自然を毎日見ながら
夕涼みとはうらやましい。
やはり日本の行く末が心配になる。
牛や馬、ロバ、七面鳥、犬、ヤギなどが自由に道端を歩いたり走ったり夕涼みを
したりしている。
彼らも住民票に登録しているのでは?と思われるほど人のようなしぐさ、目つきですれ違う。
道端の果物屋。この犬も仕事帰り?
また、宣伝などをポスターの代わりに壁に直接ペイントして済ます、
という特徴も見られた↓
これはイベント会場の宣伝。
家主が宣伝を許可してコミッションでももらってるのだろうか?
土地が余っているから、という理由で適当に、そして勝手に始めたような
タコス屋の店じまいの様子↓
実はこの店の奥にもバンデラスが潜んでいて、襲撃の打ち合わせなど
しているのかもしれない・・・。
メキシコの田舎ではタイムスリップというか、映画にまぎれこんだような休日が味わえる。